X-Window の導入
※以下、Centos8, Redhat8の場合、yumをdnfへ読み替えしてください
List
GUIのパッケージを確認。以下のコマンドを実行し「GNOME Desktop」があるのか「Server with GUI」を確認する。
# sudo yum grouplist
パッケージ導入
(Redhatの場合)
sudo yum -y groupinstall "GNOME Desktop"
なければ
(CentOSの場合)
sudo yum -y groupinstall "Server with GUI"
起動ターゲットを変える場合(GUIかCLIか)
GUIの場合
# sudo systemctl set-default graphical.target
CLIの場合
# systemctl set-default multi-user.target
設定後は要再起動
sudo shutdown -r now
※Updateした時にTerminalが起動しなくなることがある
/etc/environment ファイルに以下を追加
LANG=en_US.utf-8
LC_ALL=en_US.utf-8
手動で起動する場合・上記起動ターゲット(起動したときのログイン画面がGUIかCLIか)がCLIの場合
ログイン後、
# startx
※自動起動とするならば起動ターゲットをGUIへ変更すること
備考
VNCServer入っても、上記Server with GUIが入ってないと真っ黒な画面に。
.vnc/xstartは、gnodeつかうなら、そのままでOK
VNC導入
yum install tigervnc-server
導入完了後、PASSWORD設定。VNCを使った場合のPASSWORDとなります。SSHなどのログインIDとは別体系となります。
なお、ログイン時、IDは聞かれません。
なのでアカウント(rootやそのほか)で使うアカウントでこのパスワードを設定しないといけません。
# vncpasswd
Password: (任意のパスワード)
Verify: (任意のパスワード再入力)
Would you like to enter a view-only password (y/n)? n
A view-only password is not used
VNC導入後準備
Firewallの追加設定。
以下の説明はfirewalldを前提としています。
(ポート番号5910を使うと他と衝突しづらいです)
# firewall-cmd --permanent --add-port=5910/tcp
# firewall-cmd --reload
# firewall-cmd --list-all
public (active)
target: default
icmp-block-inversion: no
interfaces: eth0
sources:
services: ssh dhcpv6-client
ports: 5910/tcp
protocols:
masquerade: no
forward-ports:
source-ports:
icmp-blocks:
rich rules:
VNCいざ起動
以下のようにすると起動します。
(Centos7はこれでPort5910で利用可能。アクセスする場合、vnc://XXX.XXX.XXX.XXX:5910 とします)
# vncserver :10
Centos8の場合は、
# vncserver -localhost no :10
と必要となることがあります。
停止する場合は以下のようにKillオプションをつけて実行します。
# vncserver -kill :10
場合によって以下を設定
Windowsメニューの言語変更
ファイル:/etc/sysconfig/i18n
に以下の内容を記述(ファイルがない場合は作成)
英語にする場合
LANG=en_US.UTF-8
日本語にする場合
LANG="ja_JP.UTF-8"
以下のを実行することで変更
. /etc/sysconfig/i18n
(これではリブートすると元に戻る)
以下のファイルを変更
/etc/locale.conf
英語にする場合
LANG=en_US.UTF-8
日本語にする場合
LANG="ja_JP.UTF-8"
こちらも実施。以下のファイルに追記
~/.bash_profile
LANG=en_US.UTF-8
export LANG
Myディレクトリの日本語からの変更
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
※Windows上のTerminalで実施
変更確認のウインドウが表示されるので変更の実施を行う。
(もとの日本語名への変更もここで可能)