##環境,前提
Ruby 2.5.1
MacOS Mojave Ver.10.14.6
本記事はRubyがインストールされた前提の記事です。
Rubyをインストールしたあと、とにかくRubyをいろいろ触ってみて慣れていくための記事です。お役に立てば幸いです。
forの基本
オブジェクトの中身から1つずつ取り出して、変数に代入して、オブジェクトの中身を全て処理するまでループが回り続けます。
sample.rb
for 変数 in オブジェクト do
//繰り返したい処理
end
では1から10までの合計をforを用いて算出してみます。
sample.rb
sum = 0
for i in 1..10 do
sum += i
end
puts sum
実行結果は以下のように55となります。
Tarminal
55
#範囲オブジェクト
ここで1..10ってなんだろう?と思われた方も多いはずです。これは範囲オブジェクトといい、
ここで登場する1..10というのは範囲オブジェクトといいRuby独特の物です。開始値と終了値を..で結べば範囲オブジェクトとなります。Rubyでは範囲ですらオブジェクトです。
#解説
先ほどのforにおいて
sample.rb
for i in 1..10 do
の記述の部分は
1から10までの整数を順番に取り出してiに代入して
sum += i を実行するということです。
#補足
範囲オブジェクトの開始と終了は具体的な数値である必要はなく、変数でも構いません。よって以下のように書くこともできます。
sample.rb
form = 1
to = 10
sum = 0
for i in form..to do
sum += i
end
puts sum
実行結果は以下のように55となります。
Tarminal
55