Twitter、Facebook、Instagram、Lineなど、多彩なSNSが存在し、
Dropbox、Google Docsなどのストレージサービスなど、
洗い出したらキリがないほどWebサービスが存在しています。
サイト運営をお手伝いしている者としては、
顧客の思いに答えて、様々なWebサービスと連携していく必要があります。
そのWebサービスとの連携は、多くの場合は各サービスが提供しているAPIや、プログラミングが必要になり
全部を網羅するには、かなりの手間と時間とお金がかかる。
しかし、「IFTTT」というサービスを使うことで、
このようなWebサービスたちを簡単に連携することができるのです。
#「IFTTT」とは
各サービスを連携するための、プログラミングの知識は不要です。
既にIFTTTで提供されているサービスで自分の希望と合致していれば使うことができます。
その場合、アクセス許可、URLなどの情報を入力するだけで設定は終わりです。
希望に合致するものがなくても、自分が使いたいWebサービスを選んで、
新たにサービスを作成することができます。
ちなみにIFTTT内ではサービスをAppletというみたいです。
以下、サービスをAppletに置き換えます。
IFTTTは、基本無料で利用できる。
(ただ、一部の月額の利用サービスがあります。)
#「IFTTT」使ってみた
「サイトに記事を投稿した際、Facebookページにも連携したいんだけど、、、」と、
顧客から要望が上がってきました。
Facebookでは、Facebookページ連携するためにAPIを使用しなくてはならず、
使用するには申請及び、審査が必要となります。(もちろんプログラミングして組み込みも)
参考:審査 - Facebookログイン - ドキュメンテーション - Facebook for Developers
申請して、審査完了するまでには数週間必要で、
そもそも申請は、英文で書きます。
そんな時、「IFTTT」というサービスがあることを知って、使ってみることにしました。
今回は、投稿記事をRSSに書き出し、
RSS Feedが更新されたタイミングで、Facebookに連携してみます。
1.アカウントを登録。
google、Facebook のアカウントでも登録できます。
https://ifttt.com/
2.ヘッダーのExplore をクリック。
3.Searchから「RSS」と「Facebook」を入力して検索。
今回の連携に合致するものがあるか見てみる。
4.合致するものがあったので、今回は以下を使ってみる。
サイトから引用
5.Appletを選択して、Settingsを選択。
6.設定画面から、Feed URLに今回使用するRSS URLを入力してSave をクリック、
7.人物アイコンから、My servicesをクリック。
8.Facebookを選択して、Settingsを選択。
9.掲載するFacebookページを選択。
その際にFeacbookページの編集権限を持っていることが前提。
10.人物アイコンから、My Appletsを選択。
11.My Appletsから、今回選択したAppletを選択。
12.Connect する。
操作は、以上になります。
リストを上げると、やることが多くありそうですが、
所要時間は、30分もかかりません。
あとは、RSS Feed が更新されて、
Facebookページに掲載されるのを待つだけです。
#「IFTTT」使ってみた感想
思ってた以上に簡単だ!と感じました。
また、Appletという既存で使えるサービスも多く、自分で作るまでなく、探せばある。
プログラミングも必要なく、便利で時短で効率的なサービスなので、
顧客からご要望が合った際に使ってみてはどうでしょうか。。。