概要
ローカルPCからWSLでAWS上にRay clusterを作成し、ポートフォワーディングでローカルPC上でRay Dashboardが見られるようにする。
環境
- Windows10 Home
- WSL Ubuntuディストリビューションをインストール済み
- Python3、pip3、Ray、botoをインストール済み
- ローカルPCの~/.awsディレクトリ配下のcredentialsにAccess key ID、Secret access keyを入力済み
- 踏み台用EC2を作成済み(EC2はUbuntu)
- 踏み台用EC2に割当てているセキュリティグループでSSHおよび8265番ポートを許可
手順
WSL Ubuntuを開き、下記コマンドを実行。
# 踏み台用EC2にSSH接続
$ ssh -i <踏み台サーバのpemファイル> ubuntu@<踏み台サーバのパブリックIP>
# 以下は踏み台用EC2で実行
# Ray cluster作成
$ ray up -n example-cluster --no-config-cache RayClusterConfig2.yaml
# Dashboard用のデフォルトポート8265番を踏み台用EC2の8265番ポートにフォワーディング
$ ray dashboard -p 8265 --remote-port 8265 RayClusterConfig2.yaml
別のWSL Ubuntuを開き、下記コマンドを実行。
# EC2の8265番ポートをローカルPCの8265番ポートにフォワーディング
$ ssh -i <踏み台サーバのpemファイル> ubuntu@<踏み台サーバのパブリックIP> -L 8265:localhost:8265
この状態でローカルPCのブラウザでhttp://localhost:8265/
へアクセスするとRay dashboardが表示される。