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【「技術書」の読書術】を読んでみた感想【読書記録】

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「技術書」の読書術を読んだので、感想や個人的にためになったところをピックアップして書いていく

この本について

二人の著書がそれぞれ本をどんなふうに、選び、読み、発信するかを書いた本である

技術書の読書術というタイトル通り、エンジニア向けの本の読み方ガイドである

二人の著者がいるものの、ここではざっくり内容面でためになった箇所をごちゃまぜで書く

選び方

本をどうやって選ぶかについて、各々書いてある

新刊の情報を得るために、雑誌やSNSを活用するといった内容や、英語の本を選択肢に入れるといった内容があった

また、書店員さんと仲良くなってオススメをなどエクストリームな選書方法もあった(多分真似はできない)

一方で、良書や相性のいい本を選び続けることはできないとも。とはいえ、選書に関する工夫が載っていた

その中でも、個重要だと思ったのは選書する際の「目的」と「レベル」についてである

・目的

自分は本を選ぶ際は何となく勉強になりそうだからとか、面白そうだからといった動機で選ぶのだが、本書ではもう一歩踏み込んで「本を読む目的で本選びが変わってくる」と書かれている

本を選ぶ目的を
・概論を把握したい
・資格を取るため
・論文を書くために理論を知りたい
など目的を明確にしてから本を選ぶと、選ぶ本が図鑑、資格本、理論書など変わってくる

例えば、概論を把握したい目的で理論書を手に取っても、あまりにも時間がかかったり難しすぎたりするので目的と合わない

目的を意識して、それに応じた本選びをすると失敗しないという内容だ

このように本書では、目的をわかりやすく大別しているものの、例えばプログラミングの本一つとっても
・初級のお作法を学ぶのか
・ベストプラクティスを学びたいのか
・より複雑な実装について学びたいのか
を、目的を意識するとより良い選書ができると思った

・レベル

本を選ぶ際に、その本がどれくらいの読者層を意識したものなのかを把握すると、本選びに失敗しずらいとあった

例えば、その本が
・プログラムを書いたことがない初心者向けなのか
・バキバキ十年選手を対象にしてるか
によって、本に書かれている難易度が変わってくる

書店ではあんまり難しい本が置いていないイメージではあるものの、どういう読者層を想定しているかを読んでみようと思った

読み方

電子書籍やオーディオブックなどの媒体についてや読書記録について、パラシュート勉強法など多種多様な読み方について書かれていた

本を切ったりマーカーをひいたりは個人的にはちょっと抵抗感があり真似できそうにないものもあったが、いろいろな読み方が紹介されていた

この中で個人的にためになったのは「一点突破読書法」である

・一点突破読書法

「特定の分野の本を複数冊揃えて、集中的に読書する方法」である

メリットは、一つ分野を特化して読書することで、自分の得意分野を作れるところ

得意分野一つだけではナンバーワンにはなれないが、複数得意分野を持つことで組み合わせ次第によっては希少性が高くオンリーワンになれる、という読書法である

読書の目的は、成長して他人と差をつけることであると思っているので、この読書法はかなり有用だと感じた

最低でも20冊は同じ分野の物を揃えて、可能であれば国内外すべての本を網羅することを挙げていたので、まずは20冊挑戦してみてもいいかもしれない

揃えて集中して読書するなので、20冊購入するところからである

情報発信&共有(アウトプット)

アウトプットする理由やツールについて書かれていた

アウトプットの目的は、その本に書かれていたことを身に着けるためである

だからこそ、専門家とかじゃなくてもアウトプットは積極的にすべきだということを再認識できた

また、専門家のアウトプットは良質であるものの、理解している知識の前提条件が難しすぎるため、初心者の視点で書かれたものも役に立つとあった

自分自身もアウトプットで、これ書いていて意味あるのだろうか?大丈夫だろうか?と考えるときがあるものの、誰かの役に立てばぐらいの気持ちで書くと良いのかもと気づかされた

まとめ

小難しくなくシンプルで読みやすかった。最初の本として選んで正解だった

今後の読書記録を書いていくうえで、どういった本を選び読みアウトプットしていくかの指針になった

特に、一点突破読書法はぜひ実践してみたいと思った

それを受けて、今後は一つのジャンルに絞って読書していこうかと思っている。記事の書きやすさも加味して書店に足を運んで次回の本について考えたい

ただ、有名どころは読みたいとも思っているので、柔軟に選書する

あと、この記事を書くまでに日を開けてしまって内容面を忘れていたりしたので、適宜メモなり付箋なりをした方が良いのかもしれない

参考

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