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AWS AIプラクティショナー試験対策:AIの基礎からAWSサービス活用まで

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AWS AIプラクティショナー試験対策:AIの基礎からAWSサービス活用まで

AWS AIプラクティショナー試験の準備を進めるにあたり、まずはAIの全体像を理解し、その上でAWSが提供する多岐にわたるAI/MLサービスについて深く学ぶことが重要です。

1. AIの基礎知識を固める

AIは、人間のような問題解決能力を備えたテクノロジーであり、人間の知性をシミュレートして画像を認識したり、詩を書いたり、データに基づいた予測を行うことができます。試験対策の第一歩として、以下の基本的な概念をしっかりと理解しましょう。

  • AIの定義と能力
    • AIは、人間のような問題解決能力を備えたテクノロジーであり、画像を認識したり、詩を書いたり、データに基づいた予測を行うことができます。
    • 現代の組織は、スマートセンサー、人間が作成したコンテンツ、モニタリングツール、システムログなど、さまざまなソースから大量のデータを収集しており、AI技術はこれを分析して事業運営を効果的に支援します。
    • 究極的には、AIとは、カスタマイズされたユーザーインタラクションや複雑な問題解決のためのソフトウェアをよりスマートにすることです。
  • AI技術の種類と応用
    • 画像生成: テキストプロンプトに基づいて新しい画像を生成します。アート、エンターテインメント、マーケティングなどで利用されます。
    • テキスト生成: 人間が書く文を模倣して自動的にテキストを作成します。チャットボット、コンテンツ作成、Eメールやレポート作成に活用されます。
    • 音声生成と認識: AIが話し言葉を生成したり(例:Alexa)、人間の発話を理解・処理したりします。音声起動デバイスやカスタマーサービスで広く使用されます。
    • マルチモーダルAI: テキスト、画像、音などのさまざまなデータタイプを組み合わせて、より包括的な情報理解を実現します。自動運転車などで活用されます。
    • AIの歴史: Alan Turing氏が「Computing Machinery and Intelligence」で「人工知能」の用語を最初に提唱し、理論的・哲学的概念として提示しました。Warren McCulloch氏とWalter Pitts氏が人工ニューロンのモデルを提案し、ニューラルネットワークの基礎を築きました。1980年代にはAI研究への関心が再び高まり、エキスパートシステムが人気を博し、深層学習技術に関する論文が発表されました。2007年以降、クラウドコンピューティングの進歩により機械学習の採用が拡大し、2022年にはOpenAIのChatGPTのようなチャットボットが会話能力で広く知られるようになりました。
  • AI、機械学習(ML)、深層学習(DL)の関係性
    • 人工知能(AI): 機械をより人間らしくするためのさまざまな戦略と技術の総称です。
    • 機械学習(ML): AIに包含される分野の一つで、データから学習し、明示的な指示なしにタスクを実行するためのアルゴリズムと統計モデルを開発する科学です。
    • 深層学習(DL): 機械学習をさらに一歩進めたもので、人間の脳をモデルにしたニューラルネットワークを使用して情報を学習および処理します。
  • AIの仕組みを理解する主要技術
    • ニューラルネットワーク: AI技術の中核を成し、人間の脳のニューロンのように情報を処理・分析します。
    • 自然言語処理(NLP): テキストデータの意味を解釈、理解、収集する技術で、チャットボットや感情分析に不可欠です。
    • コンピュータビジョン: 深層学習技術を用いて動画や画像から情報や洞察を抽出し、顔認識や不適切なコンテンツの監視などに利用されます。
    • 音声認識: 深層学習モデルを使用して人間の音声を解釈し、単語を識別し、意味を検出します。
    • 生成AI: テキストプロンプトから画像、動画、テキスト、音声などの新しいコンテンツを作成するAIシステムです。
  • AIアプリケーションアーキテクチャの主要コンポーネント
    • データレイヤー: AIの基盤となる層で、主にAIアプリケーション用のデータ準備に重点を置いています。
    • モデルレイヤー: 基盤モデルや大規模言語モデル(LLM)を使用して複雑なデジタルタスクを実行します。
    • アプリケーションレイヤー: AIアーキテクチャの顧客向けの部分で、エンドユーザーがAIシステムと対話できるようにします。

2. AWSのAI/MLサービスを学ぶ

AWSは、AI/MLサービスの利用を促進するための包括的なツールとリソースを提供しています。これらは主に3つのレイヤーで構成されます。

  • AWS AI/MLサービスの3つのレイヤー
    • AIサービス: 特定のユースケースに特化したマネージドMLモデルを利用するためのサービスです。専門知識がなくても簡単に利用できます。
      • Amazon Rekognition: 画像や動画から物体や人を識別し、高精度な物体検出や不適切なコンテンツの検出が可能です。
      • Amazon Transcribe: 音声データを高精度にテキストに変換します。
      • Amazon Comprehend: テキストから言語、キーワード、感情などの情報を検出します。
      • Amazon Personalize: ユーザーの行動データから個人の興味や好みを予測し、パーソナライズされたレコメンデーションを生成します。
      • Amazon Lex: テキスト、音声対話が可能なチャットボットを構築できるサービスです。
      • Amazon Textract: 画像ファイルやスキャン文書からテキスト、表、画像などの内容を抽出するサービスです。
      • Amazon Polly: 自然な音声で文章を朗読する音声合成サービスです。
      • Amazon Translate: テキストを機械学習を用いて他言語に翻訳するサービスです。
    • MLサービス: MLモデルを独自に構築・調整することを目的としたサービス群です。
      • Amazon SageMaker: エンドツーエンドの機械学習ワークフローを効率的に実行できるプラットフォームです。データサイエンティストやMLエンジニアが基盤モデル(FM)のトレーニング、評価、カスタマイズ、デプロイを行えます。
      • Amazon SageMaker Canvas: ノーコードでMLモデルを構築できる汎用プラットフォームで、予測モデリング、画像分類、テキスト分類、異常検知などに対応します。
      • Amazon Bedrock: 高性能な基盤モデル(FM)を単一のAPIで選択できるフルマネージド型サービスです。AI21 Labs、Anthropic、Cohere、Meta、Mistral AI、Stability AI、Amazonなどの主要AI企業からのFMを提供します。
      • Amazon Q: ソフトウェア開発を加速し、企業の内部データを活用するための生成AIアシスタントです。ビジネスユーザーがカスタマイズされた会話を行ったり、問題を解決したり、コンテンツを生成したり、タスクを合理化したりできます。
      • Amazon Nova: 最先端のインテリジェンスと業界トップクラスの料金パフォーマンスを提供する新世代の基盤モデル(FM)です。テキスト、画像、動画入力を受け入れてテキスト出力を生成する「理解モデル」と、テキスト・画像入力から画像・動画出力を生成する「クリエイティブモデル」、音声から音声・テキストを生成する「speech-to-speechモデル」があります。
    • MLフレームワーク/インフラストラクチャ: PyTorchなどのオープンソースMLフレームワークに対応し、高性能なGPUインスタンスやML専用チップを搭載したインスタンスなど、機械学習のワークロードに最適化されたインフラストラクチャを提供します。

3. 実践的な学習方法

理論だけでなく、実際に手を動かして学ぶことが理解を深める上で非常に有効です。

  • AWS公式トレーニングの活用:
    • AWSでは、初心者向けのAI入門から、生成AI、機械学習の専門家向けの詳細なコンテンツまで、幅広いデジタル生成AIトレーニングリソースを提供しています。
    • AWSスキルビルダーを利用してAIトレーニングを開始できます。
    • 生成AIトレーニングには、AWSエキスパートによる認定が含まれるものもあります。例えば、「生成AI入門」「経営幹部向け生成AI」「ビジネスに欠かせない生成AI」などがあります。
    • Amazon Bedrock Workshopのようなチュートリアルで一般的な生成AIのユースケースを実践的に学ぶことも可能です。
  • ハンズオンでの実践:
    • PartyRock: コーディングなしで生成AIアプリを構築でき、プロンプトエンジニアリングなどのコアコンセプトを学ぶことができます。
    • AWS DeepRacer: 自律走行型レースカーを組み立ててレースすることで、MLモデルをトレーニングするための基本概念を学びます。
    • AWS Cloud Quest: 機械学習: 没入型ロールプレイングシミュレーションでクラウドスキルを開発できます。
    • Amazon SageMaker: MLモデルの構築、トレーニング、デプロイ、MLOpsなどに利用し、データサイエンティストやMLエンジニア向けの統合開発環境(IDE)を提供します。
  • コミュニティやイベントへの参加:
    • AWSコミュニティ主導のフォーラム、イベント、AI愛好家とのグローバルネットワーキングに参加できます。
    • 「日本生成AIユーザ会」などのコミュニティでは、LangChainやGeminiを用いた生成AIやLLMの使い方を学ぶ技術勉強会が開催されています。また、AIエージェントに関する発表も行われています。
    • 「ChatGPT Community(JP)」でもLLMや生成AIに関する資料が共有されています。
    • 「松尾研 AI Community」では、LLMや生成AIの独学法、ワークショップなどの資料が公開されています。

4. AI実装における課題の理解

AIを効果的に実装するためには、潜在的な課題を理解しておくことも重要です。

  • AIガバナンス: データ品質、プライバシー、セキュリティを管理し、規制上の制限とプライバシー法を遵守する必要があります。
  • データ制限: 偏りのないAIシステムをトレーニングするには大量のデータが必要であり、その取り扱いや処理には十分なストレージ容量と管理プロセスが必要です。
  • 責任あるAI: AIシステムがユーザー、社会、環境に与える影響を考慮し、公平性と透明性を優先することが求められます。
  • 技術的な問題: AIモデルのトレーニングとアプリケーションの実行には、高い処理能力と堅牢な計算インフラストラクチャが必要です。
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