はじめに
この記事について
- この記事は一等無人航空操縦者の夜間限定解除を行った際の備忘録となります。試験の詳細については触れられませんが、当日の試験の流れについて記載するのでお役に立てればと思います。
講習日程
- 日帰り
- 15:00~20:00
費用
- 4万程度
試験の流れ
点数配分
- 100点満点中80点以上で合格。減点性
机上試験
- 模擬的な飛行計画書に沿って、留意点について答えていくもの
- パターン化されているので、当日暗記すればOK
口述試験
- 当日の飛行空域や飛行形態に応じて、注意点等を答えていくもの
- 出題例としては以下の通り
- 飛行空域及びその周辺の状況に問題はないか。
- 航空法等の違反はないか。
- 必要な許可証、承認証、技能証明証等を携帯しているか。
- 操縦者の体調等に問題はないか。
- 気象状況に問題はないか。
作動前点検
- 飛行を行う前に機体やプロポの確認を実施する
- 出題例は以下の通り。正直、問題文からではわからないポイントが多すぎるので当日教えてもらいましょう
- 各機器が確実に取り付けられているか。(ネジ、コネクター等の脱落やゆるみ等)
- 機体(ローター/プロペラ、フレーム、機体識別票等)及び操縦装置に外観の異常、損傷又はゆがみ等がないか。
作動点検
- 実際に機体を作動して確認を実施する
- 出題例は以下の通り。
- 電源系統(機体及び操縦装置の電源を投入した際の状態等)は正常か。
- 通信系統(機体と操縦装置の通信、GNSS の通信等)は正常か。
- 燃料の搭載量又はバッテリーの残量は十分か。
- リモートID機能の作動が正常であるか(リモートID非搭載機の場合は、リモートIDが正常に作動していると仮定し、リモートIDが正常に作動している旨の点呼を行う。)。
- 推進系統(発動機又はモーター等)は正常か。
- 自動制御系統及び操縦系統は正常か。機体を離陸地点直上でホバリングさせた状態で、各操縦系統の操作を行い、機体及び操縦装置が意図通りに作動するか。
実技試験
- スクエアと八の字を実施します。それぞれの実施方法はこの動画を見ればわかります。
飛行後点検
- 出題例は以下の通り
- 各機器が確実に取り付けられているか。(ネジ、コネクター等の脱落やゆるみ等)
- 機体(ローター/プロペラ、フレーム、機体識別票等)の外観、損傷、ゆがみ等がないか。
- 各機器の異常な発熱はないか。
- 機体へのゴミ等の付着はないか。
飛行日誌
さいごに
- 夜は冷えるので防寒対策を行いましょう
- 夜は視力が落ちるのでいい眼鏡をかけていきましょう