はじめに
東方とは
皆さん、東方Projectをご存知ですか?
ZUN(通称:神主)さんの個人サークル「上海アリス幻樂団」の同人ゲーム、書籍、音楽CDの事です。
20年以上の歴史がある作品であり、キャラクターも150を優に超えています。
魅力について語るとなるとキリが無いですが、この記事で重要な東方Projectの魅力として二次創作に寛容
というのがあります。
簡単に言うと、最低限のガイドラインさえ守れば東方のキャラや場所を利用して創作物を作れます。
東方二次創作ゲームも数多くあり、例えば筆者個人制作の東方翠神廻廊や、企業制作の東方LostWordが存在します。
この記事では筆者が東方二次創作ゲームを制作する上でよく使うサイトを紹介します。
二次創作ガイドライン
東方Projectの二次創作についての指針が書かれています。
ゲームに限らず、東方Projectの二次創作をする人は必ず一度は目を通しましょう。
特に、以下の事には気を付けると良いでしょう。
- 創作物が東方二次創作だと明記する
- 東方Projectの原作ゲームのエンディングを公開してはいけない
- クラウドファンディングは基本的に不可能
エッチな二次創作物について
ガイドラインでは その他過剰な性的表現
が禁止されています。
しかし、これはエロい二次創作物全般が禁止という訳では無く、以下のように法律に引っ掛かる物を指すとZUNさんは言っています。
過剰な性的表現というのは法に引っかかる程度です。当然ですが日本の法律には準拠してください
実際に、東方のエロ本やエロゲーは探せば山ほどあります。
局部の修正などは忘れずにやりましょう。
東方系素材
画像素材
以下の記事も参考にしてください。
東方の世界観に合いそうな和風素材の紹介などをしています。
dairi
dairiさんは東方キャラの立ち絵を描いている人です。
旧作キャラや書籍キャラを含め、最新作(獣王園)までの全員分の立ち絵素材があります。
また、デフォルメされた立ち絵素材もあります。
GridNote
A.I.さんは東方キャラのドット絵を描いている人です。
旧作キャラや書籍キャラを含め、最新作(獣王園)までの全員分のドット絵素材があります。
雑魚キャラや蓬莱少女繪幻想のキャラなど、かなりマニアックなドット絵も揃っています。
音楽素材
ニコニコ動画、nicozon
ニコニコ動画には多数の東方アレンジ楽曲があります。
アレンジが欲しい原曲名で検索し、気に入った楽曲があったらnicozonで保存しましょう。
ただし、作者によってはMP3を用意してくれて至り、利用に制限がある場合があります。
動画説明や作者のプロフィールは必ず読みましょう。
月面着陸ファージ
多数のスピードアレンジやメタルアレンジを公開しているサイトです。
流石に全曲はありませんが、140曲ほどのアレンジ楽曲があります。
ニコニ・コモンズ
こちらには東方関連の効果音の素材が多数公開されています。
原作っぽい効果音やジングルなどの短い東方アレンジはここで探すと良いでしょう。
原作設定
東方元ネタwiki 2nd
東方キャラ全員分の名前やスペルカード、元ネタ考察などが網羅されたサイトです。
ゲームでスペルカードを実装したい時など、原作の要素を(誤字脱字なく)使いたい場合は必ずと言って良いほど使います。
誤字脱字が多いとネタにされたり、最悪炎上するのでこのサイトで名前周りはしっかり確認すると良いでしょう。
スキマネット
剛欲異聞までの東方キャラ全員の名前やスペルカードなどが網羅されたサイトです。
こちらは元ネタwikiと異なり考察周りはありませんが、原作の立ち絵の画像を確認できます。
Radical Discovery
東方原作のセリフが網羅されたサイトです。
ゲーム中で東方キャラを喋らせたいとき、ここで口調や一人称や二人称を調べます。
旧作のセリフも網羅されているので旧作キャラを喋らせたいときもここで調べましょう。
ただし、剛欲異聞以降は無いので注意してください。
また、紺珠伝までのスペルカードの弾幕画像もあります。
東方備忘録
東方原作で使われている背景素材がまとめてあるサイトです。
神霊廟の項目までしかありませんが、東方原作の雰囲気に近い作品を作りたい場合は参考になると思います。
Touhou Wiki
英語版の東方元ネタwikiのようなサイトです。
東方は日本のみならず海外でも人気があります。
東方二次創作ゲームを海外でも公開したいとき、このサイトを使えば英訳が捗るでしょう。
THBWiki
中国語版の東方元ネタwikiのようなサイトです。
東方は海外の中でも中国で強い人気があります。
東方二次創作ゲームを中国でも公開したいとき、このサイトを使えば中国語訳が捗るでしょう。
その他
日本の伝統色 和色大辞典
和色一覧とカラーコードが載っています。
和風な雰囲気を出したいとき、ゲーム中でここの色を使う事がよくあります。