この記事は、海洋大技術系サークル Advent Calender 2023の10日目です。
1. はじめに
こんにちは!
主にバックエンドを中心に開発している、大学生です!
最近Goを書く機会が多いのですが、VScodeでGoの拡張機能の依存関係のパッケージインストールでエラーにハマったのでそちらについて書いていきたいと思います。
2. 何をしたのか
VSCodeでGoツールをインストールするために、パレッドで以下のようにGo: Install/Update tools
を行いました。
3. 発生したエラー
Go: Install/Update tools
を実行したところ以下のようなエラーが発生しました。
Installing github.com/cweill/gotests/gotests@v1.6.0 FAILED
{
"killed": false,
"code": 1,
"signal": null,
"cmd": "/opt/homebrew/bin/go install -v github.com/cweill/gotests/gotests@v1.6.0",
"stdout": "",
"stderr": "runtime/cgo\n# runtime/cgo\nxcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools), missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun\n"
}
エラー内容としては、missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun\n
ということで、xcrumコマンドが/Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun\nで見つからないというものでした。
どうやら、xcrumコマンドを使えるようにするために何かインストールしなければいけないみたいです。
4. 解決方法
xcrunは、macOSで提供されているXcode Command Line Toolsに含まれているので、こちらをインストールするために以下のコマンドを実行します。
xcode-select --install
インストール後は、xcrunがインストールされているか確認するために、以下のコマンドで実行します。
xcrun --version
xcrun version {数字}.
が表示されればインストール完了です。
再度上記の2で行ったパレッドでGo: Install/Update tools
を行い、VSCodeの出力で以下の結果のようになればGoツールのインストールができました。
Tools environment: GOPATH=/Users/{username}/go
Installing 5 tools at /Users/{username}/go/bin in module mode.
gotests
goplay
dlv
staticcheck
gopls
Installing github.com/cweill/gotests/gotests@v1.6.0 (/Users/{username}/go/bin/gotests) SUCCEEDED
Installing github.com/haya14busa/goplay/cmd/goplay@v1.0.0 (/Users/{username}/go/bin/goplay) SUCCEEDED
Installing github.com/go-delve/delve/cmd/dlv@latest (/Users/{username}/go/bin/dlv) SUCCEEDED
Installing honnef.co/go/tools/cmd/staticcheck@latest (/Users/{username}/go/bin/staticcheck) SUCCEEDED
Installing golang.org/x/tools/gopls@latest (/Users/{username}/go/bin/gopls) SUCCEEDED
All tools successfully installed. You are ready to Go. :)
5. まとめ
今回は、VSCodeの拡張機能の依存パッケージをインストールする際に発生したエラー対処についてまとめました。
意外な詰まりポイントだったので、参考になれば幸いです。