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Rで地図を描く【その1: 日本全体の白地図】

Last updated at Posted at 2021-03-08

0. はじめに

統計プログラミング言語Rで日本地図を作図しようという連載です。
第一弾となる本記事では、Rを使った日本地図の作り方を解説します。

Rをあまり使ったことがない」という方でも直ぐに取り組めるような記述になっている...はずです。

1. どのパッケージを用いるか

Rでは、デフォルトで組み込まれている関数以外に、パッケージを読み込むことで高度な処理を行うことができます。Rで日本地図を描くにはパッケージの活用が必須です。

パッケージとはなんぞや?という読者はリンクをチェック!
https://stats.biopapyrus.jp/r/basic/package.html
http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r/08.html

本記事では、以下の2つのパッケージを用いた方法を紹介します。

  1. mapsパッケージを用いる

    低い解像度で大雑把な日本地図を描くことができます。

  2. rasterパッケージを用いる
    GADMというデータセットと併用することで、高解像度の日本地図を描くことができます。
    GADMは容量が極めて思いデータセットなので注意してください

2. 白地図を描く

2.1 mapsパッケージで描く

Rで下記のコードを実行してください。すると、解像度の低い白地図を安直に作ることができます。

library(maps)
map("world", "Japan)

スクリーンショット 2021-03-08 15.51.56.png

2.2 rasterパッケージで描く

Rで下記のコードを実行してください。すると、解像度の高い白地図を作ることができます。(添付した画像は少々潰れてしまっています)
mapsの場合より作図に時間がかかります。

library(raster)
jpnDat <- getData('GADM', country = 'JPN', level = 0)
plot(jpnDat)

スクリーンショット 2021-03-08 15.42.22.png

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