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Rで地図を描く【その5: csvファイル活用】

Last updated at Posted at 2021-03-10

0. 大量の地点情報を読み込む

地図にポイントをうつ際、往々にして元データはエクセルファイルに保存されています。
エクセルに保存されている大量の地点情報を一度にRに読み込み、それを地図にプロットするにはどうすればいいでしょうか。

1. csvファイル作成

まず、地点情報が記入されたエクセルファイルを用意します。フォントは半角英数が無難です。日本語や全角文字がある場合はRでの操作でエラーが発生するかもしれません。その際は、半角英数に置き換えるか、日本語の地名の列があるような場合は削除する、といった対応が必要です。

スクリーンショット 2021-03-10 15.48.56.png

「名前をつけて保存」を選択し、csv(コンマ区切り)のフォーマットで保存します。

スクリーンショット 2021-03-10 15.22.37.png

スクリーンショット 2021-03-10 15.23.13.png

csv形式のファイルを作ることができました!

2. csvファイルをRに読み込んでプロット

次の手順でcsvファイルをRに読み込みます

2.1. ディレクトリの設定

Rでは、コンピューター内のフォルダを1つ設定し、そこで様々な作業を行います。ここでは、csvファイルを保存したディレクトリを、作業ディレクトリ (フォルダ) として設定してください。

例えば、デスクトップにcsvファイルを保存している場合は以下の手順でデスクトップを作業ディレクトリとして設定します。

「その他->作業ディレクトリの変更->デスクトップ」

ディレクトリについては下記リンクもチェック! http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r/06.html

2.2 csvファイルの読み込み

read.csvという関数でcsvファイルを読み込みます。

dat <- read.csv("Places.csv")

datの中身はheadという関数を用いて確認できます。下記はRの実行画面です。

スクリーンショット 2021-03-10 16.01.17.png

2.3 データのプロット

datlon列が経度、lat列が緯度を示しています。

library(maps)
map("world", xlim = c(125, 145), ylim = c(30, 45))
map.axes()
map.scale(x = 135, ratio = F)
points(dat$lon, dat$lat, col = "red", pch = 19)

スクリーンショット 2021-03-10 15.49.51.png

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