技術スタック
3DCAD(Autodesk社 Fusion 360)
3Dプリンタ(Flashforge社 Adventurer 5M)
やってみた
こんにちは、ものづくり大好き滝沢です。
皆さんは、3Dプリンターを触ったことはありますか?
なんと航空会社のANAが3Dプリンター教室を開いておりました。
まなびのマーケット:ストリートアカデミーから応募することができるので、是非、皆さんも体験されてはいかがでしょうか。
なかなか入る事のできないANAの訓練施設(ANA Blue Base)にて、ジャッキーさんに教わることができました。
普段は、仕事で使われる機材の仕組みなどを理解するために、模型作成などに活用しているらしいです。
今回気にしていたこと
角は立つのか
CADのような3Dソフトでモノを作った場合、四角ならきっちり90度、正三角形なら60度というように、尖って洋服などに引っ掛かるのではないか?と考えていました。
そこでギザギザの物体を印刷してみました。
結果はつるつる。
インクが液体であるため、液体には角はありませんから滑らかになるようですね。
細かさはどこまで
ノズル、インクを出す先っちょによるようです。
今回は文字の高さ3mmだとアルファベットがつぶれてしまいました。
文字の高さ4㎜ならばOKでした。
重力を考慮すべし
印刷は下から順に行っていきます。
例えば鳥居⛩のようなものを立てた状態では、横棒が垂れて、造形が壊れてしまうことでしょう。
今回は、円柱状の物体で中身が空洞の物体を印刷してみましたが、
直径3cmを耐えて橋渡しすることができました。
これは3Dプリンターの描く速度が早ければ早いほどうまくいくようです。
時にはサポート材も
サポート材とは、柱を作ることで印刷時の重力を支え、印刷後にニッパーで切り取り捨てるというもの。
ソフトウェアで自動作成してくれるものもあるようです。
所感
今回の経験を通じて、私は自分の手で触れることの重要性を改めて実感しました。実際に体験することで、知識が身になり、思考の礎が築かれていくのを感じています。