はじめに
ALOS World 3D - 30m (AW3D30) をつかい、日本のあたりのRGB標高タイルを作りました。GitHubページと自分のテストサイトにアップロードしました。ここにメモしておきます。
アクセス情報
- GitHubレポジトリ
- 自分のテストサイト(予告なく閉じる可能性があります)
(ソース)ALOS World 3D - 30m (AW3D30) について
JAXAさんがALOS/PRISMデータから作成したグローバルDEMで、30メートル解像度のものです。無料で公開されています。最新のものは第3.2版ですが、2016年4月の第1版公開以降、着実に公開範囲を広げ、またデータの改善を行ってきているようです。
本データセットは、陸域観測技術衛星「ALOS」搭載の光学センサ・パンクロマチック立体視センサ(PRISM)による解像度30m相当(緯度経度1秒間隔を基本)の全球数値地表モデル(DSM)です。 最新版は第3.2版と第3.1版です。 本データセットは、下記「5. 利用規約」の条件において、商用・非商用目的を問わずどなたでも無償でご利用いただけます。 科学研究や教育分野、地理空間情報を活用した新しいサービス等に、本データセットを広くご活用いただければ幸いです。
(JAXAさんのホームページより https://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/jp/dataset/aw3d30/aw3d30_j.htm )
作成方法
これまでに、ALOSの30メートルDEMからRGB標高タイルを作る方法について検討しており、以下のページにまとめてあります。
ズームレベル4のタイルの区画を意識して、3地域に分けて作業しました。私のPCの処理能力ではズームレベル11までが妥当だと思いました。(また、ズームレベル11であれば1GB 以下なのでGitHubページでもホストできる。)
作ったもののスペック
- Mapbox/MapLibre に準拠したRGB elevation tile.
- base: -10000
- interval: 0.1
- Terefore, height = -10000 + ((R * 256 * 256 + G * 256 + B) * 0.1)
- ズームレベル: 4~11
- ディスクレーマー
- このデータの範囲は、特定の国の境界について何ら示唆するものではありません。
- このデータについての保証はありません。As is ベースで公開しています。もともとのデータの利用条件をまもってください。We hold no liability for any consequence caused by the use of the Data or by the quality thereof.
- 範囲
下の薄紫色のところが今回の作業範囲です。(もともとのデータがない部分も含まれています。)
結果として、以下の2つの条件をともに満たすところのタイルができています。- z-x-y が4-13-6, 4-14-5, あるいは4-14-6のところ
- 東経120度~東経160度、北緯20度~北緯50度の範囲
謝辞
ALOS World 3D - 30m (AW3D30)データを公開してくださっているJAXAさんに感謝します。