概要
今の時代、APIとのやり取り、データを転送する時に、JSONデータを使う場合が多いです。JSONデータ解析ツールは色々ありますが、今回紹介したいのはJSONデータを図表で可視化するJSON Crackです。
この記事を読む対象の人
- JSONデータを見やすくしたい人
- JSONの構造を他の人に説明したい人
JSON Crack
概要
オンラインバージョンとローカルバージョンがあります。
まず、オンラインバージョンで試してみます。
今回使っているJSONデータはOpen WeatherのCurrent Weatherサンプルデータです。
{
"base": "stations",
"visibility": 10000,
// 略
"coord": {
"lon": 10.99,
"lat": 44.34
},
// 略
}
サンプルデータのメインオブジェクトに何のプロパティがあり、子オブジェクトに何のプロパティがあるのかとても分かり易いです。例:下の図表では、メインオブジェクトにbase
、visibility
などのプロパティがあり、coordにlon
とlat
のプロパティがあります。
画面機能
- Download:作成した図表は好みのバックグラウンドカラーでpngファイルとしてダウンロードできます。
- Shrink/Expand Nodes:データの値が長い時、全て表示するか一部表示するか変更可能です。
- Share:作成した図表はURLで他人に共有できます。
- Rotate Layout:レイアウト変更が可能です。
Rotate Layoutの例
ローカルBuild手順
jsoncrackのgithub手順を見ながら、簡単に構築できます。
手順
- jsoncrackのGithubでCloneする。
- Cloneしたフォルダに
docker build -t jsoncrack --build-arg jsoncrack_host=localhost:8888 .
を実行する -
docker run -p 8888:8080 jsoncrack
を実行する - http://localhost:8888 でアクセスできる