はじめに
今回、スマホ向けのスポーツマッチングアプリ「Yurutto」をチーム開発で制作しました。
本来は3人チームで取り組む予定だったのですが、事情があり急遽2人での開発体制に変更。残された期間も限られていたため、機能の取捨選択やスケジュール調整が非常にシビアでした。
この記事では、Yuruttoの概要と、開発を通じて感じたチーム開発の難しさ・学びについて振り返ってみたいと思います。
アプリの概要
Yuruttoは、「運動したいけど一緒にやる相手がいない」「気軽にスポーツ仲間を見つけたい」といった人に向けた、スポーツを通じたマッチングアプリです。
ユーザーは、
- 自分のスポーツレベルや興味のある種目
- 活動希望の日時・場所
などを入力し、条件に合う募集に参加したり、自ら募集を立てたりできます。
実装した主な機能(Must)
リソースが限られる中、アプリのコア体験を担う最低限の機能に絞って実装しました。
- ユーザー登録(名前、メール、パスワード、プロフィール)
- 募集投稿(種目、場所、日時、募集人数、補足コメント)
- 募集への応募、参加申請
- 相互承認によるマッチング確定
- 1:1チャット(マッチング後のみ)
- 募集の「温度感」設定(初心者歓迎など)
- 簡易的なプッシュ通知(マッチング確定時)
本当はグループチャットやサークル機能、詳細な絞り込み検索も実装したかったのですが、それらは後回しにしました。
想定外のトラブルと乗り越え方
正直、一番のトラブルは人数不足でした。
当初の3人チームから突然1人が抜けて2人になったことで、単純に作業量が1.5倍に。しかも相方の方に負担が大きく偏ってしまったのが申し訳なかったです。
それでも諦めず、以下のように進めることで乗り切りました:
- 実装範囲を思い切って絞る(Must機能に集中)
- UIやアニメーションなど、見た目の部分は最小限に
- チーム内でお互いの強みを活かした役割分担
- GitHubでこまめに進捗を共有し合う
反省と学び
💡 スケジューリングは「余裕」を持たせるのが正義
何かトラブルが起きた時にバッファがないと一発アウト。今回はバッファがほぼなかったので、ギリギリまで対応に追われました。スケジュールに余白を作る大切さを痛感しました。
💡 チーム開発は信頼と感謝で成り立つ
相方がいてくれたからこそ、最低限の完成ラインまで持っていけたのは間違いありません。チーム開発は「作業を分ける」以上に、「信頼して任せる・支える」ことが大事なんだと実感しました。
最後に
完成度としてはまだまだ課題もありますが、「限られた状況の中で、なんとか形にする」という体験は非常に学びが多いものでした。
Yuruttoはこれからもっと改善したいアイデアがたくさんあるので、次フェーズではさらにブラッシュアップしていきたいと思います。
同じように開発をしている人の参考や励みになればいいなあと。