はじめに
先日、パブリックに開かれるエンジニア系オンライン LT 大会の司会進行を務めました。
司会進行はもちろん外部での登壇自体も人生ではじめてのことだったので、しっかり準備して行こうと思いネットでいろいろ調べていました。
しかし発表者向けの情報ばかりで、司会進行向けの情報は意外と見つかりませんでした。
今回は、はじめてパブリックな場で司会進行を務めた経験を踏まえて、準備しておいたほうが良いことを自分なりにまとめてみました。
実施しておくべき事前準備
そんなの当たり前だろ!という基本的な部分から書いていきますのでご容赦ください!
登壇者の名前を再確認しておく
平気だと思っていてもいざ当日になると「山崎」さんが「やまさき」なのか「やまざき」なのか...うろたえてしまうなんてことが起こりえるかもしれません。
パブリックな会だとなおさら間違えることはできないため、忘れないように確認しておきます。
タイムアップ時の対処
LT は時間が 1 人 5 分など決まっていることがほとんどです。
制限時間は事前にお伝えしているとは思いますが、いざ制限時間を超えた場合の対処を考えておきましょう。強制で終了させるのか、発表後の質疑応答で時間を調節するのか、強制終了するなら口頭で伝えるのか、タイマー音のようなものを鳴らすのか、選択肢が多く考えられるため整理しておきます。
利用ツールの操作方法確認
司会進行と発表者ともに、本番時に使うツールで正常に画面共有できるか、操作方法を含めて確認しておきます。配信系のツールだと利用したこともない人が多いためリハーサルを実施して実際に操作しておくことをおすすめします。また、これを LT イベント直前に実施することでネットワークの正常性確認もできます。
発表者のネットワークエラー時の対処
事前に発表者のネットワーク正常性確認を実施して、少しでも通信状況が怪しいと感じた発表者がいたら事前に資料を共有してもらうなどして備えましょう。音声さえ発してもらえれば、資料共有は別の人から LT を継続するなど緊急で対応が可能です。
PC & モニターの画面レイアウト
司会進行は、LT イベント中さまざまな情報を見ておく必要があります。
登壇者の発表を聴きながら、当日のスケジュール表を確認しながらタイムマネジメントをして、コメント欄や X のハッシュタグ付き投稿をみてコメントを拾いながら...いくら画面が合っても足りなさそうな感じがします。
オープニングやクロージングでは司会進行がスライドを投影するケースもあるため、PC モニターにおける画面配置はあらかじめ考えておき、当日慌てずに対処できるようにしましょう。
司会進行 & 発表者の裏チャットグループ
緊急時に発表者に連絡をする手段がないと困るケースも考えられるため、事前にチャットグループ等は作成しておいてよいと思います。
発表後コメントや質問の準備
これは当日司会から何か質問しなければならない場合で、当日思いつくのであれば特に準備不要ですが、司会進行しつつ発表もしっかり聞いて質問することはなかなか難しいと思います。自分がまったく知らない技術に関する LT の可能性もありますし、事前に発表資料や発表テーマからある程度知識をインプットしておくことは悪くないことだと思います。
おわりに
以上、はじめて司会進行を務めた所感をまとめました。
これからも外部でのアウトプット活動は積極的に実施していきたく、また感じたことがあれば備忘録として追記していこうと思います。