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CentOsで、一般ユーザーを作成して、sudoコマンドを実行できるようになるまでの手順(備忘録)

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前語り

出来るエンジニアさんからすれば取るに足らない知識でも、まずは発信していく癖を身に着けていこうと思います。

前提

・MacOS Mojave 10.14
・仮想マシン[Virtual Box]に建てた、LinuxOS
・CentOs7

sudoコマンド
root権限でコマンドを使用できるようになるコマンド

1 ユーザーの作成

まずはrootユーザーでログインし、useraddコマンドでユーザーを作成していきます。

名前:testUser01
スクリーンショット 2020-03-01 15.45.04.png

制作したユーザーでログインできるようになるには、パスワードの設定が不可欠です。
パスワードを設定するコマンド 「passwd」で、testUser01にパスワードを設定します。

*パスワードの登録は、rootユーザーで行う必要有りです。
スクリーンショット 2020-03-01 15.53.36.png

これで、一般ユーザー(=testUser01)でログインするための準備が整いました。

2  wheelグループに一般ユーザーを追加し、visudoコマンドでオプションを有効にする。

さて、試しに一般ユーザーでログインし、ユーザー権限では見られないログファイルをsudoコマンドで閲覧してみましょう。
cat var/log/messages
スクリーンショット 2020-03-01 16.02.50.png

何やらパスワードを聞かれ、言われるがまま打ち込んだら、「ユーザーはsudoers fileにありません」と言われてしまいました。

これは言われた通り、sudoersファイルに、一般ユーザーの設定がsudoersファイルに記述されていないことが原因です。

これを解消するには、以下の手順をこなします。

 ・一般ユーザーをwheelグループに所属させる。
CentOS7では「wheelグループ」に全てのコマンドの実行が許可されています。

一度rootユーザーでログインし、
ユーザー定義を変更する「usermod」コマンドで、一般ユーザーをwheelグループに追加しましょう。
スクリーンショット 2020-03-01 16.29.10.png

wheelグループにユーザーが追加できたかどうかは、vigrコマンドで確認できます。
スクリーンショット 2020-03-01 16.30.37.png

 ・sudoersファイルを設定する[visudo]コマンドで、一般ユーザーの設定を追加する。
続いて、visudoコマンドで、wheelグループの定義を有効にしましょう。

%wheel ALL=(ALL) ALL にあるコメントアウトを外し、オプションを有効にします。
スクリーンショット 2020-03-01 16.40.27.png

esc→:wqで保存し、再びsudoコマンドを試してみましょう。

画面上に見えないのでコマンド記述
cat /vat/log/messages
スクリーンショット 2020-03-01 16.44.23.png

sudoコマンドが使用可能となり、ログファイルの中身を参照できました!

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