Praat scriptの小ネタです。
空のvectorを作成しようとした場合、通常のリテラルの記法で書くとシンタックスエラーになってしまいます。
# 以下はエラーになる(symbol misplaced)
v# = {}
代わりに、ゼロ埋めされたvectorを生成する関数 zero#
を使用することで作成できました。
# zero#: 全要素0のvectorを生成
# 引数に長さを指定可能なため、以下で長さ0 = 空のvectorが返ってくる
v# = zero#(0)
appendInfoLine(size(v#)) ; 0
(※ちなみに、zero#
の本来の使い方は以下のように0埋めされたvectorの生成です)
# 長さ3のvector
appendInfoLine(zero#(3))
0 0 0