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新卒2年目の自分が初めてPMをやってみて得られた教訓

Last updated at Posted at 2020-12-20

ランサーズ Advent Calendar 2020 19日目 の記事です。18日目は nagayu_suki さんの 断捨離されるIssueたちをUXライティングで救う でした。

はじめに

ランサーズ株式会社でプラットフォーム事業の開発・運用をしている垣井と申します。

今年のアドベントカレンダーは何を書こうかと迷っていましたが、今年初めて(小さなプロジェクトでしたが)PMっぽい業務をやらせていただいたので、そこで得られた教訓を失敗例とともに振り返っておこうと思います。

教訓1: 「だろう運転」をしない

「これはこうだろうな」と自分の都合のいい思い込みでちゃんとした確認ができていなかったり、早めに行動した方がよかったことをだいぶ遅くなって行動してしまっていたことがありました。

例えば仕様を確認して機能の設計をしようとした時、設計をどう詰めていくかについて開発責任者の上司に相談をしていたのですが、そもそも達成したい要件が不明確で「なぜこの仕様になったのか、何をしたいのか」に関して正確に答えられない状態でした。

その状態でなぜ上司に設計の相談をしに行ったかというと、渡された仕様書を読んで「これがやりたいんだろうなー」と曖昧に要件を予測していたからでした。

他にも、問題ないだろうと思っていた設計でパフォーマンスに影響のある部分が見つかったりと、「だろう運転」によってリスケを繰り返し行っていたので、失敗に失敗を重ねていました。

教訓としては、「だろう運転」をするとプロジェクトがどんどん後ろ倒しになっていくので、確認することがあれば有識者にすぐ確認する、自分の立ち位置を経験している人に他に確認しておくべきことないかなどを早めに相談してみる、などが必要になってくるのかなと感じました。

教訓2: ボールを早く渡すよう意識する・工夫する

「業務を進行していく上での過程のようなもの」を僕は「ボール」として捉えていますが、プロジェクトを進める上で僕が抱えてる時間が比較的長かったように感じています。

例えば設計に関して相談をしたい時、少し複雑な状況も説明する必要があったため長文にしてチャットしていた時が多々ありました。そのチャットの文章を考えるだけで結構な時間を使っていたりと、不必要に時間を使いすぎてしまっていました。

ここで気をつけたのは、時間をかける「バランス」を意識したことです。
最低限の内容にした上でスピードを優先する、自分が億劫になってしまうほど文章を作らないことを念頭に置いてコミュニケーションをするようになりました。

最初はなかなか最初で意味を伝えられず聞き返されることがしばしばでしたが、コミュニケーションの速度はかなりあげられたと思います。

まとめ

今回PMをやったことで、どうすればプロジェクトがうまく進むかを模索しながら仕事をしていたのでいい勉強をすることができました。特に今回は失敗続きなプロジェクトだったので、今後またPMを任せてもらった際には今回のことを生かして頑張りたいと思います。

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