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マイGPTを使って反社調査を行う

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マイGPTとは

英語版ではMy GPTsと表示されますが、本記事ではマイGPTと表記します。

マイGPTは、OpenAIのChatGPTを使って、誰でも簡単にカスタムチャットボットを作成できるサービスです。プログラミングの知識がなくても作成可能です。

My GPTsを利用するには、有料のChatGPT Plusか、それ以上のプランに加入する必要があります:point_up_tone1:
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早速作ってみよう

お馴染みなChatGPT画面の右上からメニューを開いてください、マイGPTをクリックしてください。
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開いた画面でGPT を作成するをクリックしてください。
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開いた画面がワークスペースになります。
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左はGPT Builderというサポートツールになります、会話形式でマイGPTを作成できます。FE027D08-E731-4CB4-B115-2DAF658F0E38.jpeg
右側はプレビュー機能、作られたマイGPTをテストすることが可能です。
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構成タブを開けば、GPT Builderで構築した内容を確認できます、最も簡単なマイGPTの構築はここまでで完了です。

深掘り

マイGPTの回答に大きく影響するカスタマイズ可能な機能は、以下の3つです。

  • 指示
    • 指示はプロンプトのことで、マイGPTの動作をコントロールすることができます。
  • 知識
    • 知識はナレッジベースやRAGのことを指し、マイGPTが最も優先的に参照する外部リソースとなります。
  • ウェブ参照
    • 知識で十分な回答が得られない場合、ウェブ検索を行う機能です。どのサイトを検索に使用したかを確認することができます。
  • アクション
    • 例としてAWS Bedrockのエージェントアクショングループのような機能です。うまく活用することで、できることの幅が大きく広がります。複数のアクションを登録することも可能です。

これらの機能を活用して、実用的なマイGPTを作成してみましょう。

反社調査マイGPT作ってみよう

指示

内容は公開できませんが、社内にある反社調査用のマニュアルのフォーマットを少し変更して、ほぼそのまま利用しています。
例えば、無償で一度限り、ある会社から低額なものを贈与された際には、反社調査を行わなくても問題ありません。
その他、出力を制御するフォーマットや判断の順序に関する指示も含まれています。

知識

社内にホワイトリストがあります、それを知識として使用しました。

ウェブ参照

利用します。

アクション

SNS検索できるAPIをApiGatway + Lambdaで実装しました。

:point_up_tone1: 実際動作確認してみましょう

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  • マニアル通りの動作です。

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  • 知識を利用した回答です。

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  • ウェブ情報参照してくれました。

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  • SNS情報検索指示する場合、アクションを利用しました。

感想

誰でも気軽にカスタマイズできる点は良いと思いますが、出力の細かい制御やアクションチェーンの実行が難しいと感じました。
アクションとして提供されるAPIはOpenAPI形式のドキュメントが求められるため、今後、FastAPIの評価がさらに高まるのではないかと思います。

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