3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

OAuth2.0のユーザーテーブル設計

Posted at

oauth2.0-1024x416.png
一昔前のユーザー登録はusernamepasswordを入力して貰い、DBのデータと一致していればログイン成功の判定を出してましたが、
今風のWebサービスはgithubgoogleアカウントログインなどの外部認証サービスを使用することも少なくありません。

この記事では、そういった外部認認証を使用することが前提のユーザーテーブルの設計を軽く紹介します。

ベーシックのユーザーテーブル構成

usernamepasswordを使用して認証する、一番ベーシックなテーブル構成、外部認証の使用は想定しない。

:boy_tone1:テーブル: users

  • id: 主キー
  • username: ユーザーネーム
  • password: パスワード
  • register_time: ログイン時間
id username password register_time
1 Tomas 12345 1636800366716
2 peter 654321 1636800316716

改良版ユーザーテーブル構成

usersテーブルはベーシックのままで、外部認証用のテーブルを追加します。

:spy:github認証用のテーブル: github_auth

  • id: 主キー
  • user_id:ユーザーテーブルid
  • uid: githubのID
  • access_token: 外部認証用のtoken
  • access_expire: tokenの有効時間
id user_id uid access_token access_sxpire
1 1 12345 1636800366716 1636800366716
2 2 654321 1636800316716 1636800316716

以上のテーブル構成は外部認証の条件には満たしますが、
:point_up_tone1:認証パターン増やすたびに、それに使用されるテーブルも増えていくため、非常に面倒です。:frowning2:

OAuth2.0対応ユーザーテーブル構成

:boy_tone1:ユーザー基本データ管理用のテーブル: users

  • id: 主キー
  • nickname: 表示名
  • avatar: 表示アイコン

:spy:認証データ管理用のテーブル: user_auths

  • id: 主キー
  • user_id: usersの外部キー
  • identity_type: ログインタイプ(メール、 Githubなど)
  • identifier: 該当ログインタイプの識別子(メールアドレス、 githubユーザー名など)
  • credential:クレデンシャル(外部サービス発行されたtoken,認証コードなど)

この構成の特徴は、usersテーブルに認証関連のデータを持たない、表示用のニックネーム、アイコン情報などの基礎情報のみ保有します。
認証関連の全てのデータはuser_authsに保管されます、usersテーブルとは1対多の関係になります。

users

id nickname avatar
1 Tomas avatar_url
2 peter avatar_url

user_auths

id user_id identity_type identifier credential
1 1 email tomas@example.com password_md5
2 1 phone 1234567890 password_md5

ユーザーからログインのリクエストが来た際に、まずはログインタイプを判断をします。
携帯番号登録を例に挙げると、select * from user_auths where identity_type='phone' and identifier='携帯番号'、もしデータ存在する場合、認証コードとデータのcredentialと比較し、一致すれば、user_id使ってusersからデータ取得して返します。

github認証使用する場合、select * from user_auths where identity_type='github' and identifier='github_id',もしデータあればログイン成功し、新しいtokenで更新します。

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?