追記: 廃止されるのが廃止されるってよ
コメントで新たな情報をいただきました。
さきほどGitHubActionsの通知記事の原文見てきたのですが廃止時期が2023/06/01から延期されるそうです。
以上情報共有でした
あまりにも影響力が大き過ぎたようですね。いつまで延期されるかわかりませんが、とりあえず杞憂に終わりました。
Githubブログでこんな記事を見つけました。
GitHub Actions: Deprecating save-state and set-output commands
[訳]:GitHub アクション: save-state コマンドと set-output コマンドの廃止
2023年6月1日から、set-output
、save-state
を使ったworkflowは失敗するようになる
タイトルにはset-output
と書きましたが、save-state
も2023年6月1日以降は廃止されます。
We are monitoring telemetry for the usage of these commands and plan to fully disable them on 31st May 2023. Starting 1st June 2023 workflows using save-state or set-output commands via stdout will fail with an error.
対応方法
このように書き換える必要があります。
- name: Save state
run: echo "::save-state name={name}::{value}"
- name: Set output
run: echo "::set-output name={name}::{value}"
- name: Save state
run: echo "{name}={value}" >> $GITHUB_STATE
- name: Set output
run: echo "{name}={value}" >> $GITHUB_OUTPUT
参照方法は変わりません
例
私の手元のworkflowにも対象の記述があったので、書き換えてみました。
- name: Set output
run: echo "::set-output name=service-arn::$SERVICE_ARN"
- name: Set output
run: echo "service-arn=$SERVICE_ARN" >> $GITHUB_OUTPUT
いろんなところで使われているので、先人方の方法で対応してみてはいかがでしょうか