この記事では、Salesforceで環境をカスタマイズする際に役立った小ネタをご紹介したいと思います。
レコードページでのメッセージ表示
レコードページを見ていると、注意喚起やお知らせのメッセージを表示したいことはありませんか。
例えば、リードから取引を開始するとき、取引先や取引先責任者で引き継ぎたい項目があり、その入力を前もって促しておきたいとします。
これの実現方法としては、入力規則が考えられます。
しかし、もしその項目が必ずしも埋まるものではないとしたら、入力を必須にする入力規則は不適切です。
そうなると、次に考えられるのは項目にヘルプテキストを付けて注意喚起することです。
しかし、ご存知の通りヘルプテキストはそのマークにマウスオーバーしないとメッセージ自体出てきません。
入力する人が必ずしも見るとは限りませんし、なにより目立ちません。
入力必須ではないけど、見る人に必ず注意喚起はしておきたい。
そうなるとレコードページにメッセージをそのまま表示したいですよね。
レコードページにメッセージを表示
実は、レコードページにメッセージをそのまま表示することは可能です。
では、実際にやりながら見てみましょう。
まずは、変更前の画面を確認しておきましょう。
今回入力を促したいのは「評価」項目と「Product Interest」項目とします。
画面左のコンポーネントからリッチテキストをドラック&ドロップで画面上に配置します。
そして、画面右に編集画面が出るので、そこに出したいメッセージを入力しましょう。
文字の大きさやフォントなども変えられるので、任意で調整します。
最後に保存と有効化を行います。
手順はこれで完了です。
では、変更後の画面を見てみましょう。
しっかりとメッセージとしてレコードページに表示されていますね。
問題点も…
さぁ、これで見る人全員にメッセージを伝えることが出来そうです。
ですが、この方法には欠点もあります。
それは見る人の言語設定によって、表示される文言が変わらないことです。
例えば、日本人のユーザは日本語で、アメリカ人のユーザは英語で言語設定していると思います。
このとき、上述のやり方では、文字をベタ打ちしてしまっているため、誰もが同じ文字を見ることになります。
つまり、もし文字を日本語で書いていれば、アメリカのユーザが同じページを見たとき、その部分だけが日本語で表示されるということですね。
これでは、色々な国のユーザが想定される環境では使えないですね。
1か国限定の環境です...
では、どうすればいいのか。
もちろん解決策はありますが、記事が長くなってきました。
後日、その記事も書きたいと思いますのでそれまで少々お待ちください。
書けた際は、ここにも改めてリンクを貼らせていただきたいと思います。
追記
解決の記事はこちらです。
ぜひご覧ください!