初めに
これはVRChat向けの記事です。
VRChatにおけるUnityを前提として書いているため、一般的なUnityとは乖離しているケースが多々含まれます。ご注意ください。
また、今回は特に分かりやすく書き残そうという意思はあまりありません。
簡単に悪さが出来る特殊動作についての記事になりますので…
一切記事がない状況も不健全なので一応残しておこう程度のものになります
また、これらのギミックを作ってキック投票もらったりブロックされたりしても当方は一切責任を負いません
前提知識
この記事では以下の知識を前提としています。
- 基本的なUnity操作(アニメーターのState遷移など)
- VRC_Stationの基礎動作
- 筆者の拙い文章を理解する読解力と根気
今回の内容
今回紹介するのはアニメーターのStateに付けるVRC SDKに内蔵されているコンポーネント(Scripts)を使って遊びます
普通の使い方や、翻訳文はこちらを参照してください。
VRC Animator Tracking Control
アニメーションを優先するかトラッキングを優先するかの設定
これを「Animation」に設定する事で、トラッキングを無効化し椅子に座ったプレイヤーをダンスさせる事が出来る
たまに降りた後も元のトラッキングやリップシンクが返ってこない事がある。再度トラッキング優先の椅子に座ると直るので、別途用意しましょう
VRC Animator Locomotion Control
Locomotionなので移動に関する設定
これも実は使える上に、「Disable」にしたら「Enable」にする入力が再度行われるまで無効化し続けてしまう。
アバターリセットでも直らないのでワールド入り直し必須になってしまう
悪用厳禁!!再度「Enable」にする椅子も用意しましょう!!
VRC Avatar Parameter Driver
アニメーターのパラメーター変更を行う
実は使える。勝手に着せ替えたり、手を触れずに「みみのこ」の耳を抜く、何てことも可能
「VRC Animator Layer Control」「VRC Playable Layer Control」
アニメーターのレイヤーのウェイトを操作するこれらを利用して着せ替えた後、戻せなくするとかも…
VRC Animator Temporary Pose Space
視点(view point)に関する設定
デフォ設定だとダンスさせても視点はその場に置いてけぼりになります。「Enter」にすると視点追従状態になる
「これ設定してゲッダン踊らせたいな」とか考えてはダメですよ?
VRC Animator Play Audio
これは椅子ではなく自分自身に使う。
オーディオソース(音源)の参照先ファイルの変更
ダンスを複数入れるなら音源も複数必要になりますが、軽量化の為にこれ使いましょうね
解説動画も置いておきます
最後に
再三になりますが、今回の記事はわざと分かり難く書いてます。
また、これらのギミックを作ってキック投票もらったりブロックされたりしても当方は一切責任を負いません