はじめに
某ベンダで、クラウドの人材育成企画と研修トレーニングのデリバリを担当しています。AWS 認定Alexa スキルビルダーが3月中旬でリタイアする噂を耳にし、急ぎ受験することにしました。(今だけ限定と言われると受験意欲を掻き立てられます)
元々、Specialityを1つは受験しようと思いつつ、なかなか腰の重い状態が続いてました。DX全盛の昨今、その代表格と言っていいAlexaスキルを学ぶことで、最新技術に触れる機会もあり一石二鳥。折角なので、僕の試験対策を共有します。
教材と勉強方法
Speciality試験の全般に言えることですが、これと言える対策本がありません。Alexaに関しては、AWS認定では王道のblackbeltもありません。色々と先人達の情報を収集しながら、教材を剪定します。
AWSに関する知識はあるものの、Alexaに関しては初心者レベル。
まずは、基本をマスターすべく「Alexa道場」で勉強開始です。
・Alexa公式 動画シリーズ「Alexa道場」
再生速度は2倍視聴をオススメします。だらだらと視聴すると集中力なくなりますが、逆に倍速再生すると集中しないと内容を聞き取れないので集中力があがります。また、視聴時間を短縮できるのでオススメです。2回くらい繰り返すことで、”インテント”などAlexa独自の用語の理解を深めます。
・[AWS 認定 Alexa スキルビルダー 専門知識 サンプル問題を解説します]
(https://qiita.com/hirosys-biz/items/1d8f0fb7ddc4612e9eaa)
サンプル問題の解説サイトです。10問くらいあります。全問題が丁寧に解説されており、Alexa道場の理解度をここで測定できます。AWS関連の問題は難易度難しくないですが、Alexa開発に関連する問題は、やはり少しハードルを感じます。
・[A CLOUD GURU]
(https://acloudguru.com/)
全編英文ですが、模擬問題をひたすら解きます。模擬試験を10周くらいすると流石に問題を暗記してしまいますが、重要なポイントが効率よく学習できるので強くオススメできます。
・[Alexa Skills Kitマニュアル]
(https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/ask-overviews/build-skills-with-the-alexa-skills-kit.html)
サンプル問題、模擬試験の深掘りのため、blackbeltの代わりにマニュアルを活用します。 主要APIの仕様、コンプライアンス周りの違いはマニュアルを参照することで、確実に理解を深めることができます。
試験
AWSの試験は、試験毎に”和訳に難あり”とよく言われますが、Alexa スキルビルダーは試験問題がわかりやすい日本語でした。全く違和感ありませんでした。これまで受験した中で、一番和訳が綺麗に変換されている気がします。
試験当日は見直しも含めて、3時間フルに活用しました。結果は合格。(流石に3時間は疲れますね。。。)
所感
試験範囲が絞れるので十分対策できたかなと思ったのですが、やはり難関問題も数個ありました。(一筋縄ではいかず。。。。)普段業務でAlexa開発に携わるエンジニアならば、応用問題にも十分対応できそうですが、開発やっていないと難しい部分あります。今回は試験対策を優先したのですが、スキル公開まで試してみると公開のプロセスを学習できるので良かったかもしれません。時間をみて、スキル開発もやってみようと思います。