■環境
サーバ:EC2インスタンス
OS:AmazonLinux2
dateコマンドで日時がUTC表記になっているケースに遭遇したことはありませんか。
UTCのままでも特に不都合は生じないですが、日本時間に計算するのが煩わしい。
以下の方法で、簡単にTimezoneの変更ができます。
■手順
※日本時刻に変更するパターン
①"/etc/localtime"ファイルを置き換える
※シンボリック元のファイルは、自分がTimezoneに指定したい地域のファイルを指定する。
#ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
#ll /etc/localtime
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Jan 21 17:45 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo
②dateコマンドを打って、JSTに変更されたことを確認する
#date
Sat Jan 21 18:08:58 JST 2023
③再起動しても、Timezone設定が元に戻らないように、"/etc/sysconfig/clock"ファイルを修正する
※UTCの設定値を変更した場合、何か良くないらしいのでそのままで。
#cat /etc/sysconfig/clock
ZONE="UTC"
UTC=true
#vi /etc/sysconfig/clock
ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=true
以上
■所感
過去にUTCのままで気にせずcron設定していたら、
+8H計算されて想定通りの時間に実行されなかったケースがあったので意外に注意が必要。