はじめに
なんかエムティーアイのカレンダーが埋まってないらしいと後輩から連絡を受け、
せっかくだしなんか書くか〜と思って今に至ります。
ぶっちゃけ技術のネタが思いつかないので、ちょっと前に行ったイベントのセッションの内容を出しながら、
エンジニアとしてどんな強みを持つか、というところを話していきたいと思います。
「技術にもマネジメントにも強みがないと、エンジニアとして活躍できないの?」
僕が昔行った、デブストというイベントのセッションで問われていた質問です。
みなさまこれについてどうお考えでしょうか?
「俺は技術力なら誰にも負けない!」
「私はマネジメント能力なら日本一よ!」
と言える方なら、この記事を見る必要はないでしょう。
でも、大体の人はそうではないと思います。
「どっちもそこそこだ...どうしよう」が普通だと思います。
エンジニアとしての大抵のキャリアは、
・技術力を高めて、プロフェッショナルになる
・マネジメント力を高めて、マネージャーになる
のどちらかになります。
では、どっちも自信がない場合は、どっちにもなれないままでしょうか?
スピーカーの場合は?
セッションでこの問いを出したスピーカーの方は、技術もマネジメントも自信がなかったけど、
・技術的な内容を、エンジニアじゃない人にもわかりやすく伝えられる
・他社の方との対話が苦じゃない
という強みを元に、技術サポートの職に就いたそうです。その結果、社内でもそれなりの希少性が出て、事業上の価値を出せているようです。
一応セッションでは、
「エンジニア × 営業」「エンジニア × 人事」という掛け合わせをして、希少性を見出して行こうぜ!
という流れで、いろんなキャリアを考えるきっかけをリスナーに与える形で締めくくられています。
この記事を書いているお前はどうなんだ
僕も技術力もマネジメント能力もありません。それで悩んでいる時期もありました。
でも、仕事をしていくうちに、
・テストは得意かもしれないぞ
・なんか障害が起こったときの調査力ついたなあ
・俺意外と育成いけるんじゃね?
などなど、いろんな自信を持つようになりました。
今の部署では、この辺りを求められることが多かったので、自分の能力とマッチして、それなりに頑張らせていただいているかと思います(そうじゃなかったらごめんなさい)
自分の強みを職場にぶつけよう
セッションのスピーカーの方のお話みたいに、自分が好きなもの・得意なものをエンジニアと掛け合わせて、新しい仕事を見つけていく、という考え方も素敵だと思います。が、実際それによって価値が生まれるかはわかりません。この話は一旦置いておきましょう。
では、今の職場で、今の自分で貢献できることを考えてみましょう。
素直に「技術」や「マネジメント」を磨いていけば、貢献できる範囲は広がるでしょう。が、実際はなかなか勉強できない方もいますよね。
でも、本当に「技術」や「マネジメント」に強みがない方は、職場で活躍できないでしょうか?
職場によりけりなところはありますが、上で取り上げたスピーカーの方は「説明力」で貢献し、僕は「テスト」「調査」「育成」で貢献できてると思います(テストや調査は技術寄りなところもありますが、個人的にはそうでもないと思っています)。
「技術」や「マネジメント」以外でも、自分はこれが得意なんだ、ということを仕事にぶつけてみましょう。案外それによって事業がうまくいったり、いい評価につながったりするかもしれませんよ!
強みなんてわからない...という方は
とはいえ、じゃあ自分にどんな強みがあるかわからない、という方はいるかと思います。
いくつか、強みを見つける方法を書いてみようと思います。
周りを見てみよう
周りを見てみると、いろんな強みを持って自分の仕事を頑張っている方がいるんじゃないでしょうか?
逆に、「プロフェッショナル」や「マネージャー」という方が職場にいるかと思いますが、その方達は「技術」や「マネジメント」だけですか?
周りの人は、どんな強みがあると思いますか?観察してみると、「あ、これなら自分にもできるかも」と思うかもしれないです。
とりあえずやってみる
やっぱり基本はこれな気がします。
やってみて、いい結果を残せたなら、「これならいけるぞ」と思えるでしょう。
ポイントとしては、「こんなことできて当然」と思わないことです。
そのできて当然が、周りができなかったりします。
褒めてあげて!
「強み」は、基本的には他者と比較しての「強み」となるはずです。
なので、何が強いかは自分一人では見つけられません。
自分でやったことに対して、何のフィードバックも得られない場合は、これが強みなんだと思えるはずがありません。
周りの人がフィードバックして、初めてこれが強みなんだとわかるようになります。
簡単なフィードバックとして、褒めてあげることが手軽でいいと思います。
まとめ
すっごく簡単に書きましたが、
エンジニアは「技術」だけでも「マネジメント」だけでもないと思います。
活躍しているエンジニアは、必ず他にも持っているはずですし、「技術」や「マネジメント」がなくても、活躍しているエンジニアはいるんじゃないかな〜と思います。
自分が割とどっちも持ってなくて、どうしようと思っていたので、同じような方がこれを見て、気づきを得られたらと思います。
参考
この記事で引用したセッションのURLです
https://event.shoeisha.jp/devboost/20191130/session/2233/
https://speakerdeck.com/jumtech/enziniax00-zhi-zhong-wo-yue-jing-sitexi-shao-xing-wochu-sukiyaria
後書き
あまりいい記事じゃないですけど、とりあえずカレンダー埋めようと思って急いで書いたので勘弁してください