GoogleColabratoryでGitHubが使えるって知ってました?
実は無料で使えるあのColabratoryが、GitHubに対応していて、指定したブランチにCommit+Push、
さらに変更履歴まで見ることができます。
そもそもColabratoryとは?
知っている方はこの項はすっ飛ばしてください。
知らないのにこの記事を読んでくださってありがとうございます!
Colabratoryとは、無料でGPUつきのPython環境を使うことが出来るブラウザ型の開発環境です。
標準装備で色々なことができちゃうというすごいやつです!
実際に使ってみたい方はこちらからどうぞ
GitHubと連携する方法
まず、自分のGitHubアカウントに、notebookを作成したいレポジトリ、もしくはブランチを作成しましょう。
その後、空の.ipynb
もしくは、すでにあるnotebookをアップロードしましょう。
もしくは、Colabから直接Uploadすることもできます。今回はそっちでやってみましょう。
ColabからGithubに新規ファイルを送る
まずこちらにアクセス後、ファイルから新規ファイルを作成までいきます。
Python3の新しいノートブックをクリックして、新しく作って、内容を書きます。
これをGitHubにコミットしましょう。
GitHubにコピーを保存をクリックするだけで、Commitへの画面が表示されます。
どこに保存するかを選択して保存しましょう。
ここにブランチ名、ファイルPathを指定し、最後にCommitメッセージを入れます。
(ここでColabのリンクを貼ると、Notebookの一番上にColabのメッセージが追加されます。)
これでOKを押せば、Commit + Pushが走ります。
他人のレポジトリのNotebookをいじってプルリクを出すまで
Tensorflowなどはそうなんですが、OSSでDocumentの一部に.ipynb
を使っているOSSもあります。
また、それだけでなくとも、他人のレポジトリのNotebookを編集したい、共同作業したい場合はもちろん出てきます。
その場合の手順は以下の通りです。
まず、Forkする。
Forkしましょう。それで自分のレポジトリにしましょう。そしてプルリク用のブランチを切ります。
編集+Commitを行います。
プルリクを出す
できたところでそのままプルリクを出します。
しかし、実際に出されるデータはipynbそのもの。つまりJson型で保存されたデータが映るだけです。
差分をみる
レビュワーや、プルリク提出する人に取っては差分を見るのが結構難しいと言うか、面倒臭いのですが、
実は、Colabratory上でプルリクの差分を見ることができます。
ファイル→変更履歴から見れれます。
このように、変更履歴を見ることができるので、簡単に比較できますね。
ちなみに、翻訳の場合、適宜改行することで無駄にワンライナーになって読みづらくなることがなくなるのでおすすめです。
最後に
これを使えば、チュートリアル記事などもColabで編集して、
公開するだけでいいので、楽チンでいいですね。
今度からはこれでソース管理などもしていきたいと思います。