概要
bashを今まで使っていたが、zshを試しに使ってみようとなったので、入れてみた。
環境
HomeBrew: 1.6.0
OS: macOS High Sierra 10.13.4
手順
1. zshをインストール
$ brew install zsh
zshがインストールされたことを確認する
$ which zsh
/usr/local/bin/zsh
2. zshのパスを追加
shellで何を使うかを管理している「/etc/shells」にzshのパスを追加。
すでにある場合は不要。
パスを追加する際のコマンド
$ sudo sh -c "echo '/usr/local/bin/zsh' >> /etc/shells"
'/usr/local/bin/zsh' => これは1. においてwhichで出力されたパス。
3. デフォルトのシェルを変更
シェル変更のコマンド
$ chsh -s '/usr/local/bin/zsh'
4. oh-my-zshをインストール
oh-my-zshとは
zshを色々便利にしてくれるcommunity-driven framework。
便利なので入れている人も多い。
同じようなzshのものだとPreztoなどもあるが、
こちらの方が日本語の資料が多いかも。
.zshrcとは
「.zshrc」はシェルのコマンドを自作したりするときに使用するファイル。
これがないと色々メッセージが出てくるので作成しておくと良い。
ちなみにターミナルでデフォルトで使われているbashには「.bashrc」というのがある。
おいてある場所は基本的にユーザのホームディレクトリ。
oh-my-zshをインストールするコマンド
sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/robbyrussell/oh-my-zsh/master/tools/install.sh)"
注意
oh-my-zshを入れると基本的にシェルの立ち上げが遅くなったりするので、vimで開発する人には不向きかも。別のエディタを使う人は問題なく利用できると思われ。
シェルを再起動
シェルを再起動することで設定が反映される。再起動してレッツzshライフ!
インストールコマンドまとめ
インストールコマンドまとめ
brew install zsh
sudo sh -c "echo '/usr/local/bin/zsh' >> /etc/shells"
chsh -s '/usr/local/bin/zsh'
sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/robbyrussell/oh-my-zsh/master/tools/install.sh)"