はじめに
こんにちは、株式会社ジールの@Suguru-Terouchiです。
今回は先月リリースほやほやのResource Explorerについて記載していきたいと思います。
Resource Explorerとは
一言で言うと検索サービスですね、残念ながら執筆(2022/12/02)時点では日本語ページはまだないようです。
https://aws.amazon.com/jp/resourceexplorer/
「管理とガバナンス」部門の期待の新人で以下の場所にあります。
※↑ちなみにまだベータ版だけど、皆様待望の「ダークモード」が利用可能になっています!
概要や簡単な使い方などはこちらに素晴らしい記事があるのでこちらを参照して頂ければと思います。
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-resource-explorer-new/
Resource Explorerの検索範囲
はい、ということで本記事の本題に入ります。
こちらが検索画面の一部になるのですが、クエリ機能があります。
なにげなくクエリの「情報」を参照してみると・・・?
accountid:123456789012
・・・なんと!「accountid」での検索が可能と書いてあるではないですか!
早速、意気揚々とOrganizationsに所属しているアカウントIDで検索してみます。
はて、、、検索の使い方は合っているはず。。
その後、Resource Access Managerを使ってリソースの共有を設定したりしても結果は変わらずでした。
一旦、検証を断念してAWSサポートに問い合わせをしたところ、
以下のような回答が返ってきました。
大変恐れ入りますが、Resource Explorer では現在、他アカウント(組織内のアカウントを含む)のリソースを検索いただくことはできません [1] 。
Resource Explorer では現在、アカウント内に限り、リソースの検索を実施いただけます。
参考資料 [1] より抜粋
```
Q. Can I search my resources across AWS accounts or across an AWS Organization?
No, you cannot currently search across AWS accounts or AWS Organizations.
You can search only within a single account across AWS Regions where you enabled AWS Resource Explorer.
```
お客様のご期待に沿えない結果となり、大変恐縮ではございますが、何卒ご理解賜れますと幸いでございます。
なお、Resource Explorer において組織内のアカウントや組織外のアカウントのリソースを検索したいというご要望につきましては、既に海外の製品担当部署にて認識しているとともに、他のお客様からも同様のお問い合わせをいただいており、本件に関しましても当該部署にフィードバックをさせていただきました。
機能追加の可否や対応時期についてのお約束はいたしかねますが、今後のアップデートをお待ちいただけますと幸いです。
■ 参考資料
[1] Resource Search – AWS Resource Explorer FAQs – Amazon Web Services
https://aws.amazon.com/jp/resourceexplorer/faqs/
ふむ、・・・ということはまだしばらくは別アカウントのリソース検索はお預けということですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今後のアップデートに期待というところですが、
同じような考えに行きつく方もいるかと思い備忘録として残しておきます。
ご参考になれば幸いです。
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