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Talendコンポーネント活用(1)Jsonファイル入力

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#Jsonファイルからの入力処理
色々な言語でサポートされているJSONファイルですが、Talendでも標準コンポーネントでサポートされています。
さらにメタデータ定義を使用することにより、より簡易にJsonファイルを扱うことができます。
#入力するJsonファイル
今回入力するJsonファイルでは文字列、数値、真偽値を設定しています。
Input_Sample.json.jpg

#Json入力ファイルのメタデータ定義作成
まず、リポジトリ→メタデータ→File Jsonの上で右クリックしJSONの作成をクリックします。
メタデータ_JSON作成.jpg

Step1では名前(必須)、目的、説明を入力します。
Input_Sample_1.jpg

Step2ではInput Jsonを選択します。
Input_Sample_2.jpg

Step3では入力するJsonファイルを指定します。
Input_Sample_3.jpg

参照ボタンをクリックして入力するJsonファイルを指定します。
読み込んだJsonファイルに誤りがある場合はエラーになりますので、Jsonファイルを再確認してください。
Jsonファイルが正常に読み込まれるとSchema Viewerに定義内容が表示されますので、Nextボタンをクリックします。
Input_Sample_4.jpg

Step4では入力する項目を定義します。
Input_Sample_5.jpg

Path loop expressionには絶対JsonPathまたはXPath式を入力します。
Source SchemaのUserListをドラッグしてPath loop expressionにドロップし、UserListを絶対JsonPathとして定義します。
Input_Sample_6.jpg

続いて取得する項目を定義します。
Source Schemaのname、age、prefectures、activeを4つを選択してドラッグし、Fields to extractへドロップします。
Input_Sample_7.jpg

定義完了後にRefresh Previewを押下することにより、Jsonファイルからの入力プレビューを確認できます。
プレビューが確認できましたらNextをクリックします。
Input_Sample_8.jpg

Step5では各項目の定義内容を設定します。
ここで注意すべきことがあり、項目のタイプがStringの場合には読み取ったJsonファイル内での最大値が適用されていますので、読み取ったファイルの内容より長いデータが見込まれる場合は長さを訂正します。
今回のStringは長さを256に変更しました。
Input_Sample_9.jpg

Step5の定義が完了しましたらFinishボタンをクリックしてメタデータ定義を完了します。

#tFileInputJSONコンポーネントの設定
ジョブにtFileInputJSONを配置すると、コンポーネントの初期設定は下図のようになっています。
Job1.jpg

プロパティタイプを組み込みからリポジトリに変更して、右端の参照ボタンをクリックします。
Job2.jpg

リポジトリの内容が表示されますので、選択可能なメタデータの一覧から作成した定義を選択してOKボタンをクリックします。
Job3.jpg

メタデータで定義されている内容がコンポーネントに反映されます。
これでtFileInputJSONの設定は完了です。
Job4.jpg

今回はJsonから読み込んだ内容をそのままCSVに出力してみます。
Job5.jpg

#実行後の出力結果
JSON_Input_Sample.csv.jpg

#まとめ
今回はメタデータを活用して簡易にJsonから入力できる方法を紹介しました。
次回は同様の手法でJsonファイルへの出力について紹介します。

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