##1. はじめに
本記事では、JavaScriptの
「繰り返し処理 "do while"」
について記載する。
##2. "do while"の概要
while文と同様に、条件を満たしているときだけ繰り返しの処理を行う構文である。
##3. whileとの違い
###while
:::note warn
条件の判断が前になる。
:::
:::note warn
条件によっては一度もループを実行しない。
:::
###do while
:::note warn
条件の判断が後ろにある。
:::
:::note warn
条件に関わらず、最低一回はループを実行する。
:::
##4. 構文
構文は以下のようになる。
index.js
do {
//条件式がtrueのときに、実行したい処理
} while (条件式);
##5. 例題
例題は以下のようにする。
変数kの値を1から3までコンソールに出力するプログラムを
do whileを使って記述する。
###変数の設定 まずは変数kの設定を実施する。 例題に沿って最小値は1なので、kは1とする。
index.js
let k = 1;
###do whileの作成
index.js
do {
console.log(k);
k++;
} while (k <= 3);
前回のwhileでも記載したことなので詳細には記載しないが、
whileとの決定的な違いは
do whileは条件式を最後に記述しているのでループ処理は最後に実施されているということ。
なお、デベロッパーツールで表示すると以下のようになる。 ![スクリーンショット 2021-10-25 18.09.44.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/662822/ca485a4b-cb3e-dfee-8e0e-0195bcf81dc3.png) ##6. おわりに 次項:[はじめてのJavaScript⑪ 「繰り返し処理の演習」](https://qiita.com/Stack_up_Rising/items/801a2d08bf293410c53a)に続く。