1. はじめに
本記事では、JavaScriptの
「繰り返し処理 "for"」
について記載する。
2. 概要
繰り返し処理とは？
同じ処理を何回も実行すること。
繰り返し処理の種類
・for
・while
・do while
※本項ではforを紹介する。残り2つは次項以降に紹介する。
3. for
概要
forとは、決められた回数だけ繰り返し処理を行う制御文のことである。
構文
index.js
for (初期化式: ループ継続条件式; 増減式) {
//繰り返し実行したい処理を記述
}
4. 例題
例題は以下のようにする。
変数iの値を1から3まで出力するプログラムを、for文を使用して記述。
index.js
for (let i = 1; i <= 3; i++) {
console.log(i);
}
詳細を説明すると、以下のようになる。
初期化式
forの()内の”let i = 1;”は初期化式で、
for文が実行されるときに最初の一回だけ実行される式を指す。
ループ継続条件式
次の”i <= 3;”はループ継続条件式で、今回の例題は
変数iが3以下のときにループを実行する
という意味となる。
増減式
最後の”i++”は、
条件を満たすまで変数iに1ずつプラスする
という意味となる。
デベロッパーツールで検証してみると、
初期値1から3になるまで実行されていることがわかる。