1. はじめに
本記事では、JavaScriptの
「インクリメントとデクリメント」
について記載する。
2. インクリメントとは?
増加、増分などの意味の英単語のこと。
コンピュータでは数値に1を加える操作のことを指す。
(例)
x++ ⇔ x = x + 1;
3. デクリメントとは?
・インクリメントと逆で、1を減じる操作のこと。
(例)
x-- ⇔ x = x - 1;
4. 後置演算子と前置演算子
後置演算子
インクリメント(デクリメント)を変数の後に記述すること。
(例)
index1.js
y = x++;
index2.js
y = x;
x = x + 1;
上記2つの記述は以下となる。
変数yに変数xを代入してから、変数xをインクリメント。
### 前置演算子 後置演算子とは逆で、インクリメント(デクリメント)を変数の前に記述すること。 (例)
index1.js
y = x++;
index2.js
x = x + 1;
y = x;
上記2つの記述は以下となる。
変数xをインクリメントしてから、その結果を変数yに代入。
5. 例題
後置演算子
index.js
let x = 10;
let y = x++;
console.log(x);
console.log(y);
上記を紐解くと以下のようになる。
・変数xに10を定義。
・変数yは、変数xに1をプラス。
### 前置演算子 ```index.js let i = 10; let j = ++i; console.log(i); console.log(j); ```  ここで着目したいのが、 後置演算子と違って、なぜiとjが11となるのか? ということであるが、
前置演算では先にインクリメント(またはデクリメント)を行ってから他の処理を行い、後置演算では先に他の処理を行ってから最後にインクリメント(またはデクリメント)を行うという挙動の違いがあるから。
すなわち、
"let j = ++i;"が先に処理され、iとjの値が11となるから
である。
実務的に後置演算子の方が多く見受けられるそうだが、この違いだけは注意して記述するようにすること。