DataBinderMapperImplのNoClassDefFoundError #Android

Androidの実装でDetaBindingを導入しようとした際の試行錯誤の備忘録。
些細なミスでした。

TL;DR

module側でDataBindingする時でも、module/build.gradleだけではなく、app/build.gradleにもdataBinding.enabled=trueの記載は必要
公式ドキュメントをよく読もう

データバインディングを使うライブラリに依存するアプリモジュールがある場合は、そのアプリの build.gradle 内でもデータバイディングの設定をする必要があります。

DataBindingが使って見たかったのでググると、build.gradleにdataBinding.enabled=trueを追加すれば良いとある。
実装するのはmodule側なので、module/build.gradleにその通りに追加。

module/build.gradle

android{
  ...
  dataBinding {
    enabled = true
  }
}

Sync Gradleも問題なく完了したので意気揚々とDataBindingを実装して、エミュレーター上で走らせてみる。

エミュレーター上で問題なくアプリが立ち上がったので「よっしゃ行けた！」とDataBindingを実装したページを開くとアプリが落ちた。
エラーログを確認すると

Logcat

java.lang.NoClassDefFoundError: Failed resolution of: Landroid/databinding/DataBinderMapper;

と出ている。なんでや。

同じ症状が出ている人の質問に対する回答に「build.gradleの依存関係にcom.android.databinding:compiler:3.0.1突っ込めば行けたよ」ってあったので、下記のように突っ込んでみる。

module/build.gradle

dependencies {
    compileOnly 'com.android.databinding:compiler:3.1.3'
    annotationProcessor 'com.android.databinding:compiler:3.0.1'
}

駄目でした。
その後も調べては試しを繰り返して時間を浪費。

この辺りでようやく「公式ではなんて書いてあるんだろう」と思い至り、読んでみる。

データバインディングを使うライブラリに依存するアプリモジュールがある場合は、そのアプリの build.gradle 内でもデータバイディングの設定をする必要があります。

はい。
素直に従って、app/build.gradleにも同様にbuild.gradleにdataBinding.enabled=trueを記載。

app/build.gradle

android{
  ...
  dataBinding {
    enabled = true
  }
}

module/build.gradle

android{
  ...
  dataBinding {
    enabled = true
  }
}

アプリを走らせて該当ページを開く。行けた。