1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Antilatencyのセットアップ

Last updated at Posted at 2021-01-27

前回に引き続いてantilatencyの話ですが、
はじめに↓を読んでいただけると幸いです。

antilatencyというトラッカーについて

今回は、antilatencyの基本的なセットアップについてまとめました。


公式セットアップ手順
手順は↑の通りです。ほぼ引用になりますが、個人的につまづいた所など追記しながら解説していきます。

##環境の準備
####□用意するもの
・1…ALT
・1…Wired USB Socket
・トラッキングエリアキット
  ○4…IRマーカー付きバー
  ○4…接続用バー
  ○1…電源バー
  ○7…バー接続用コネクタ
  ○28…フロアマット
  ○1…電源アダプタ

以上が、最低限必要なものになります。

####1.トラッキングエリア
IRバーを床に敷いて、マーカーのレイアウトを作ります。
正しい向きにする必要があるので、二つのマーカーが近い距離で並んでいる箇所を判断しながら、以下の様に並べます。
スクリーンショット 2021-01-26 19.07.30.png
・4…IRマーカー付きバー
・1…電源バー
・1…電源アダプタ
・4(上図の場合)…バー接続用コネクタ
・16(上図の場合)…フロアマット

標準のエリア面積は2.4×2.4mになりますが、カスタムで面積を広げる事も可能です。その場合の配置も、公式ページにて掲載されています。

##ソフトウェア
公式よりサービスアプリがリリースされていますので、ダウンロードします。
インストール時に、使用中のマシンが開発者モードになっている必要があります。(自分の場合はそうでした)
####□ENVIROMENTS
スクリーンショット 2021-01-26 19.26.29.png
マーカーのレイアウトを設定します。設置したマーカーと同じ配置を選びましょう。
####□PLACEMENTS
スクリーンショット 2021-01-26 19.33.13.png
HMDにALTを装着する際の位置を決めます。
特にヘッドセットを使う必要がなければ、ここは飛ばして大丈夫です。
####□DEVICE NETWORK
dn-2.png
この項目では、 ALTデバイスのプロパティを読み書きすることで、接続するデバイスを制限したり、HMD無線ソケットの無線チャンネルを設定します。デバイスに名前を付けて、アプリケーションに特定のデバイスを認識させることも可能です。


基本的な準備は以上になりますが、ゲームやエンジン内で動作させるには各々設定しなくてはなりません。
今回の動作検証はUnrealEngineで行ったので、次はその時の事についてまとめたいと思います。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?