*この記事では、GitHubDesktopを使用しています。
自作したゲームのプロジェクトをGithubでpushしたら、こんなエラーが起きました。
error: RPC failed; curl 55 Send failure: Connection was aborted
「データサイズが大きすぎて送れなかったファイルがある」ということらしいです。
Gitは元々キロバイト単位の使い方が基本の為、画像や動画、ゲームプロジェクト等の大きなデータを扱うのには不向きなもの。
##GitLFS(GitLargeFileStorage)とは
GitHubで、大サイズのデータでも扱える様にしてくれる拡張機能。
ファイルのメタ情報だけをgitで保存し、ファイルの実態はリモートサーバーで管理する仕組みです。
##導入方法
Lfsを使用する為には、各リポジトリに対してインストールを行う必要があります。
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1.ダウンロードページからインストーラーを入手する。
2.落とせた後、GitHubDesktopからlfsを使用したいリポジトリでコマンドプロンプトを開く。
3.コマンドラインに
$ git lfs instal
と入力。
リポジトリのあるディレクトリに**.gitattributes**が作成される。
これで準備は完了です。
LFSを使って、ファイルの保存が行える様になりました。
##使用方法
先ほど作成された.gitattributesを開いてみると、
何も入力していないので、まだ中身は空っぽ。
この中に、次の方法でファイルを追加していきます。
コマンドプリンプトで、
git lfs track ”*拡張子”
を入力することで、
特定の拡張子データがトラックされる。
例えばpsdをトラックするなら、
git lfs track "*.psd" Tracking”*.psd”
こうなれば成功。
.gitattributesを見てみると、
psdが追加されました。
こんな調子で、データサイズの大きいモノを追加していきます。
UE4のプロジェクトだと、主に以下。
.uasset
.umap
.uproject
.wav
.fbx(引用)
追加できたら、変更が反映されているかGitHubDesktopで確認。
しっかり認識できてるみたいなので、comitしたらpushして完了です。
##メモ
そもそも今回LFSを使うことになったのは、プロジェクトのリポジトリをゲーム作成してから完成まで一回もコミットしてなかった為、最終的なデータサイズが大きくなりすぎた事が原因でした。
そもそもGitとしての使い方をしてなかったのが問題なので、もっと使う機会増やして覚えます…