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ヤマハルーターnvr510でv6プラスを+α

Last updated at Posted at 2019-07-10

ヤマハルーターnvr510でv6プラスを+α

ヤマハNVR510を使って、簡単にv6プラス接続ができたので、手順をメモしたいと思います。

環境

ルーター:NVR510
FWバージョン:Rev.15.01.14
回線:IPv6プラス(MAP-E)

接続まで

以下の通り、設定を行った。

  1. IPoEの自動接続とフィルタの設定
  2. ユーザーとPW設定
  3. DHCP予約設定
  4. SSH設定

IPoEの自動接続

まずは、FW(ファームウェイ)バージョンの確認を行ったところ、IPoE非対応の古いFWだったので更新しました。更新は、こちらからWindows用RT-RevUpperをダウンロードして実行しました。ルーターとPCを有線で接続して実行するだけで更新が可能でした。v6プラスはtransix方式とMAP-E方式がありますが、私の環境はMAP-E方式でした。

こちらに従って、WebUIで設定したところ、無事にIPoE接続ができました。

次に、こちらに従って、コマンドを実行。transixとMAP-E、光でんわの有無でコマンドが異なるようなので、ご注意ください。

PW設定

「管理」→「アクセス管理」→「ユーザーの設定」から、管理者パスワードとユーザーの設定を行いました。
ユーザーは後にSSHで接続することを考えて、「管理ユーザーへの昇格」を__許可する__に設定しました。

DHCP予約設定

スマートホームデバイスの一部にDHCPの割り当てIPアドレスが変更されると困るものがあったので、YAMAHAのドキュメントを参考に以下のコマンドで端末に固定のIPアドレスを払い出す設定に変更しました。

dhcp scope bind scope 1 192.168.100.XXX MACAddress

IPアドレスは各自の環境に合わせて変更してください。

割り当てを解除する場合、以下の通りコマンドを実行して下さい。

no dhcp scope bind 1 192.168.100.xxx

端末によってはdhcp scope unbind 1 192.168.100.xxxとするようですが、私の環境では当該コマンドは使えませんでした。

SSHの設定

下の画像の通り、LANからのみSSHの接続を受け付けるように設定しました。SFTPは使う予定はないので、__すべて許可しない__としました。

image.png

次に、ssh user@192.168.100.1でルータにSSH接続しました。

まずは、DHCPのIPアドレス払い出し状況を確認するためにshow status dhcpを実行。実行結果は以下の通りでした。MACアドレスと端末名は伏字にしています。

DHCPXR[vԍ: 1
   lbg[NAhX: 192.168.100.0
               蓖ĒAhX: 192.168.100.5
          (^Cv) NCAgID: (01) AA AA AA AA AA AA
                         zXg: XXXXXXXXXXXX
                     [Xc: 59 55b
               蓖ĒAhX: 192.168.100.10
          (^Cv) NCAgID: (01) AA AA AA AA AA AA
                         zXg: XXXXXXXXXXXX
                     [Xc: 39 44b
               蓖ĒAhX: 192.168.100.11
          (^Cv) NCAgID: (01) AA AA AA AA AA AA
                         zXg: XXXXXXXXXXXX
                     [Xc: 33 1b
               蓖ĒAhX: 192.168.100.12
 NCAgC[TlbgAhX: AA AA AA AA AA AA
                         zXg: XXXXXXXXXXXX

文字化けしとるやんけ。。。。。というわけで、文字コードをconsole character asciiでASCIIに変更したところ、文字化けはなくなりました。ただ、このままだと次回ログイン時にも文字化けがするので、管理者に昇格し、設定を保存する必要があります。

> administrator
Password: <--(管理者のPWを入力)
# console character ascii
# save
Saving ... CONFIG0 Done .

これで、次回以降も文字化けなしで接続できます。

雑感

  • コマンドでのフィルタ設定は不要かも
  • スマートホームやSSHが不要の人は、IPoE接続設定だけでも十分かも
  • ただし、Web GUIからのコマンド実行はストレスがたまるので、SSHかTelnetを使うほうが楽

参考

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