1.はじめに
過重な仕事は社会人にとって負担になることがあります。必死に知識をインプットして成長するのはやりがいのあることですが、疲れるときもあります。たまには薄い味の経験も欲しくなります。自分も新人エンジニアとして時々それを感じて思います。エンジニアのための気軽な経験とは何だろう?面白いのは何だろう?
この記事は新人エンジニアが頭を少し冷やせるような小さな経験談ときっかけを共有します。そしてJosh Longという謎の男性についてもお話しします。社会人5ヶ月目の検索力を活用して。
2.彼との出会い
Qiitaで同期エンジニアに面白くて有益な情報を提供したいと思いました。そこから「面白い+有益=イベント、セミナー」という結論に至ります。まずは適当にググってみましょう。新人エンジニア、イベント、セミナー。数多くの情報の中で目立つタイトルがありました。 JJUG(Japan Java User Group)。名前にJapanが入っているとなんだかオフィシャルな感じがしますね。 深く考えずにTryしてみることにしました。セミナーはすべて英語で行われますが自分の言語力を活用して、よりユニークな情報伝達ができると思いました。
7月31日の月曜日、19時から始まったオンラインセミナー「Bootiful Springboot」。エンジニアとしての初めてのセミナーにドキドキしましたが、結論から言うと参加自体はErrorでした。全く内容が理解できなかったからです。簡単にまとめると、Spring Boot Version 3を活用してアプリケーションをリアルタイムで作り、その過程でversion3でどのようなものを実現できるかを披露する時間でした。しかし、あまり理解できずエンジニアとしての能力不足を実感しました。
でもライブコーディングをしているこの男、Josh Longという男が気になりました。この人は何でテキパキとライブコーディングができるのか。何で日本まで来て講演をしているのか。
検索が再開されました。
3.彼はどんな人なのか
なんと彼には専用ホームページもありました。 紹介欄を簡単にまとめてみます。
彼は2010年以来、最初のSpring Developer Advocateです。そしてJavaチャンピオンです。
最初から知らない単語が出てくるんですね。Spring Developer Advocateとは何?Javaチャンピオンは? 皆で集まってコーディングする大会でも開くのでしょうか?
検索は続きます。
"Spring Devloper Advocate"
「Spring Developer Advocate is a role at Pivotal, a software company that provides tools and services for building modern applications. The Spring Developer Advocate is responsible for promoting the Spring Framework, a popular Java-based framework for building web applications, and helping developers to use it effectively. Josh Long is one of the Spring Developer Advocates at Pivotal.」
なるほど。Pivotalというソフトウェア会社での役割で、Spring Frameworkのプロモーションをするんですね。つまり今まで私たちが使っていたSpring Frameworkとこの人は密接な関係があるということです。
"Javaのチャンピオンです。"
「Oracleがスポンサーするプロジェクトで、コミュニティで選択されたJavaテクノロジーのリーダーを指す。Javaチャンピオンは、OracleがJavaを発展させるためのフィードバックやアイデアを提供する機会を得る。」
大会ではなく、ユーザーから選ばれるものなんですね。追加で調べてみたところ、Java Championは全世界で375人で、その中には日本人も7人がいるそうです。彼は思ったよりすごい人ですね。初めて来日した時、トイ・ストーリーを知らない友達がいてびっくりした記憶があります。Josh Longは実は、エンジニア業界では有名なトイ・ストーリーだったかもしれません。彼のような優秀なプログラマーになりたいですね。
4.感じた点
①新しい経験の重要性
:インプット作業はいつも難しいです。紙の資料と動画を整理する作業の繰り返し... 効率のいい方法ですが他の種類の勉強法もあります。それは「無駄な時間じゃない?」と思わせるような経験です。いつもとは違う経験をするだけでも新しい刺激になり、より広い視野で自分の現住所を把握することができます。私の場合、今回のセミナーに参加して業務に関する知識は全く得られなかったかもしれません。しかし、このような世界があることを知り、新しい目標意識を持てるようになりました。世の中の新しい技術を理解するレベルのエンジニアになりたい、と考えるようになっただけで成功です。たまには無駄な時間も大切です。
②検索の重要性
:社会人には検索力が必要だと言われています。特にエンジニアにとってはさらに重要です。知らないものを探索し、自分の武器を増やすプロセスは新人エンジニアだけでなくすべてのエンジニアにとって必須です。私もJosh Longについて調べながらJavaの世界についてももう少し詳しく理解できるようになりました。検索力を高めることは着実に成長しながら未来を設計する良い方法だと思います。
5.おすすめのイベント、セミナーサイト
最後に、今回の検索で面白そうなサイトを見つけたので共有します。
新しい経験の共有ができればと思います。