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1. はじめに

 エンジニアにとって勉強は永遠の課題だと言われています。そして今期のSREは、これまで以上に資格取得の雰囲気が熱いです。私も一応SAA(AWS Certified Solutions Architect – Associate)の取得を今期のMBOに書きました。しかしやることが多い、勉強はしたくないという言い訳で放置。そして数ヶ月が経過し、いつの間にか寒くなった天気。さすがにこれ以上は後回しにできない。頭は自然と一つの質問に執着します。合格のための最も効率的な方法は何だろう?

2. 最短期?いや、最低限の努力で合格したい!

 合格のための逆算が始まります。まずは他の人のSAA合格のレビューを読んでみました。勉強そのものよりも勉強法の検索により多くの時間を使った気がします。勉強が嫌いな人のパターンですよね。レビューにはUdemyの動画と模擬試験、そして過去問順に突破していくことが定番だと書かれていました。余裕を持って2,3ヶ月、早ければ1ヶ月以内に合格できるらしいです。

 しかし、当時はすでに11月。チャレンジと失敗を通じて学ぶには時間が足りません。すでに抱えているタスクもあるので動画を見ている余裕もありません。短期間の合格は無理でも、最も少ない努力で合格する方法を探そうとしました。結論から言うと、結局は過去問から逆算して勉強することでした。

3. 愛され続けているサイト、examptopicsの活用

 SREのダイバシティを担当している社員として、英語と日本語、韓国語でSAAについて検索してみました。共通して出てきたのがexamtopicsという過去問サイトです。以下は自分が感じたサイトのいいところです。

無料のサービス

 一定数の問題と機能について無料で利用でき、お金を払えばすべての問題と機能を完全に利用できます。しかし、無料のサービスだけでもカバーできる範囲が広く、試験対策には十分です。資格勉強の本を買ったり、有料のサイトを利用したりするコストを考えるとコスパはいいと思います。

問題の数と質

 2023年11月基準、examtopicsのSAAの問題は600問を超え、無料で利用できる問題はその半分の300問程度です。問題の下にはユーザー同士のディスカッションもあり、それを読むだけで理解が深まります。世界中の多くの人が利用している検証された問題集であること、そしてまったく同じ問題が実際のテストにも出る可能性があるということだけでもメリットは大きいです。

動画とハンズオンの時間を削減

 今回自分は学習のための動画を視聴しませんでした。時間のコスパ的に良くないと思いましたし、外国人である私には日本語の動画も十分難しいという単純な理由もあります。しかし問題を解く、そこからテキストで整理するだけで十分でした。それで大幅にコストを抑えることができました。

4. おすすめの活用法

チャプターを分けて問題を類型化しよう

 理論の知識がないまま問題に出会うと、パニック状態に陥ります。そのため、チャプターを分けて整理する過程が必要です。10個のチャプターがあるとすれば、問題を一つずつ該当するチャプターに連結させて整理していくのです。私は約150問題をノートにまとめることで、ある程度全体像が見えるようになりました。この段階からは多様な問題を解いてみるのが良いです。似ている問題が多いので、本番で自分が知っているキーワードが出題されれば私の勝利です。

逆算する勉強方法

 問題をたくさん解くだけで合格できるといいですが、実際には難しいです。問題を解いてある程度類型化ができたら、その後ネット検索などテキストを参考にして理解を深めるのがいいです。そこで必要になるのが逆算です。とりあえず問題に出るものだけを抑えておきたい、その時に過去問はいいソースになります。

試験前の最終確認に使おう

 動画と本で勉強していた人も、最後には過去問で整理するのがおすすめです。検証された情報なので確実な知識になりますし、まったく同じ問題が出る可能性もあります。私がSAAを受けた際にも過去問と同じ問題が2問ぐらいありました。以前の試験でギリギリの差で不合格だった場合には、過去問が良い解決策になりそうですよね。

5. 感じた点

①過去問の重要性

 言われなくても過去問の重要性は大きいです。特にSAAの場合には範囲が広いため、知っている問題が1つでもあればかなりの時間とエネルギーを節約できます。また、試験が求めている類型の問題に慣れることによって主要サービスへの理解も深まります。

②資格取得のための勉強の限界

 結局は資格のための勉強になってしまった点は反省ポイントです。合格したとしても、私がAWSを自由自在に操作できるわけではないからです。結局は頭の中の知識であり、実際に利用するためには追加の勉強と実践的な経験が必要です。ただ今回の経験で気づいたことがあるので、次は自分の成長のための勉強を選べることができると思います。

6. 勉強に使ったツール

https://www.examtopics.com/
(70%)
Udemyの模擬試験2回分(10%)
ネット検索などのテキスト(20%)

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