IFTTTで自分専用のTwitter botとSlackを連携して、プライベートチャンネルにランダムで思い出させたい内容を定期的に送ってくれるようにした記録です。
#きっかけ
失敗した時にああしよう、こうしようって思うことって、その場で習慣化できることはいいのだけど、スマホのメモアプリとかに書き溜めておいても、時間が経つと忘れてまた失敗する…。Slackで毎日自分に言ってくれるbotがあるといいのかな。
— Somelu (@Somelu01) 2016年8月4日
@Somelu01 @z_zabaglione 秘書を付けないとですね!
— itachin (@itachin) 2016年8月4日
せっかくなので、失敗した悔しさがあるうちに、本当に自分に毎日伝えてくれる秘書を作ってみようかと思ってやってみた。
#目的
・日々生活で、こうしよう、こうするとうまくいきそうと意識しようとしたことを、ああしようと思ってたのに〜ああ〜って後悔するのがしんどい。
・具体的なTodoはTodoistアプリを使って機能しているので、そもそもTodoに入れ忘れないようにしてる?とか、こういう時はこんな方針と心構えで行けば良かったよ、とか過去の自分から忘れた頃にアドバイスしてくれたらいいな。
#こんな形式が良い
イメージ:自分専用にカスタマイズされたツイッターのひらめきメモさんみたいな感じ。
・登録した文章をランダムで毎日見る何かに表示してくれる。
・必ず見る場所である(自ら毎日必ず何かを見るとか無理)。
・見たときに意識をする。空気のように無視しない。
・文章を増やすのが楽。
(思いついてすぐがベター。何件かまとめて、PC開いてブラウザで入力→反映がたぶん最低限)
・仕事内容や状況、プライベートなことも書きたいので、他人からは見えない。
・邪魔にならない。
・できれば仕事始めるタイミングと終わる1時間前くらいとかに通知くれるとベストな気がする。
#どうやったらできるか考えた
###案1 スティッキーズ
形式 「毎日見る」メモを作ってデスクトップに置いておく
デスクトップを見られた時に気まずくないように、字を地の色にする。
→「毎日見る」って書いても結局1日で空気になって見ない。
###案2 Googleカレンダー
曜日や日付ごとに繰り返しでメッセージを予定に入れると通知がくるはず
→予定以外で通知がくるのは、想像するだけで激しくうざいのでやめた。
###案3 Slack bot
Slackはお仕事するとき必ず開くし、通知が来たら必ず見るので、場所としてはとても良い。
調べたら、作ることは不可能ではなさそう。
自分専用のプライベートチャンネルにメンションで送ると通知もくる。
→作り方を調べていると、言うことをランダムにする、文章を追加するのを作るのは大変そう。
###案4 ツイッターbot
他の人に見られないように、鍵アカウントでツイートすればいいのでは。
簡単に作れそう。文章登録も楽そう。
→ツイッターで通知きても、仕事するモードではないので、タイムラインを眺めて、仕事に戻った時には忘れてそう…。
###案5 IFTTTでSlackとツイッターを連携
Slack botを調べてたらIFTTTの記事が結構あった。IFTTTを使って、ツイッターbotでつぶやいたら、slackにメンションで飛ばせば良いのでは。
1からSlackbotで作れた方が良いのかもだけど、とりあえずやってみる。
#実践
##1 ツイッターbotを作ってみる。
###1-1 このサイトさんを参考にしました。
初心者向け10分できるTwitterのボットBotの作り方
1-2 bot用のTwitterアカウントを作る
どうせなら、自分を助けてくれるキャラで、イラつかなくて可愛いのがいい。
自分を支えて助けてくれて…、無駄に妄想して悩んでる場合じゃないので、とりあえず自分専用秘書ということで、「専用アシスタントさん」にした。
1-3 アカウントをTwittbotに登録
Twittbot
つぶやきも登録。
この時点でちょっと飽きてきた…。
###1-4
つぶやき詳細設定。とりあえず6時間ごと。夜間にSlack通知は微妙なのでつぶやかない設定に。
##2 IFTTT使ってみる
###2-1 IFTTTアカウント作成
https://ifttt.com/connect/twitter/slack
ツイッターとslack連携はいろいろありそう。
とりあえずIFTTTアカウントを作る。
メアドとパスワードだけ。素晴らし。
###2-2 レシピ発見
レシピ見つけた。特定のユーザーのつぶやきをSlack channelに。
specific user tweets to slack channel
###2-3 2-3 Twitterを登録
Twitter ChannelのConnectをクリックするとTwitterでログイン中のアカウントが。
これでいいはず。
###2-4 Slackのチャンネルを登録
Slackのチャンネルは他の方に迷惑かけないように、プライベート鍵チャンネル作ろう。
IFTTTがSlackの自分のチームにアクセスしていいか許可。
Authorizeしたら、いきなりTeamに登録で、チャンネル選べない!!つぶやきが!会社Slackに流される!!!って焦って、botのつぶやきを問題ないの以外取り消したが、後でチャンネルとかユーザーとか選べた。
Username to watchを登録するところがあった。
しまった。botのアカウントと連携しなくても良かった。
というかbotの鍵アカウントだけどIFTTTさんは見られるのかしら。
自分のユーザー名が認識されないみたい。入れなくて良かったのかな?
勝手に入れてくれるものだったのかな?
と思ったら、{{}}の中に@ユーザー名を入れたのがいけなkったらしい。@の後に直接ユーザー名入れたら良かった。
Recipe Created!!
わーい!
##3 テストする。
ツイッターのbotアカウントからテストツイート。
きたー!成功成功!無事にSlackのプライベートチャンネルに。わーい。
#おまけ
嬉しかったので、#newsチャンネル作って、役立ちそうなTwitterのニュースアカウントさんが呟いたら自動で投げて、社内で見られるようにしたら、喜ばれてさらに嬉しかった。
複数アカウントは登録できなかったので、1アカウントごとにレシピ作った。3アカウントだからいいけど、以前にDRYって言われたのを思い出した…。複数アカウント登録できる別レシピを探した方が良かったかも。でもMyRecipeから、すぐオンオフするには便利かもしれない。
TitleとかTitleリンクとかない方がすっきりしていいことに気づいて、自分専用Botさんのレシピも直した。
#感想と今後の改善点
Googleカレンダーと連携して、打ち合わせのスケジュールの前に「こうしよう」とか、イベントの前日に「名刺持った?」とか、教えてくれてどんどん自分を助けてくれる秘書さんっぽくしたい。
仕組みを作っている時に、中身の内容を考えたら役に立たない気がしてきて、飽きそうになったので、仕組みを作るのが楽しい時は、中身の内容は後回しにした方が良いのだな、と思った。結局、社内用newsチャンネルが派生してできてとても嬉しかった。
こういうの欲しいなーって思ってから、隙間時間に色々調べて二日。作業に取り掛かってからnewsチャンネルも含めて、IFTTTもTweetbotも初めてなのに3時間くらいでできたので、既存のレシピやツールを作って公開してくださってる方々がいらっしゃるの、凄い。ありがとうございます。