目的
急にGit上から削除したいファイルができたときの対処法を学ぶこと
この記事が必要なA君の話
あなたはToDoアプリの個人開発を始めました
Gitを使いバージョン管理もバッチリ行っています
しかし!
開発から10日経ったある日、「機密情報が入ったテキストファイル(Secret.txt)をGit上にあげていたこと」に気づく
やばい、Git上から消さないと。また、今後もずっとGit上へあげないようにしなければ。
→ この記事の出番です
流れ
① : 対象ファイル(Secret.txt)を、現在のGit上から削除したい。(作業フォルダからは削除しない)
git rm -r --cached Secret.txt
・git rm -r --cached
によって、作業フォルダにファイル(Secret.txt)を残し、Git上からのみファイルを削除できる。
! gir rm Secret.txt
だと、作業フォルダからもファイル(Secret.txt)が削除される.
① を図で説明
② : 対象ファイル(Secret.txt)を、今後Git上にあげないようにする
echo "Secret.txt" > .gitignore
・.gitignore
にGit上へあげたくないファイル名を記載すると、次回の add からGitへあげられなくなる。.gitignore以下の階層全てのフォルダに、.gitignoreの効果が適応される。
・echo "入力したい文字" > ファイル名
によって、ファイルと入力したい文字をセットで新規作成できる。
注意
.gitignoreを作成後は以下の「add」「commit」を実行してください
git add .
git commit -m "コミットメッセージ"
② を図で説明
③ : 本当に対象ファイル(Secret.txt)がGit上へあがらないか確認
Secret.txt へ何か変更を加えて、git status
で確認。
git status
は、Gitの対象となるファイルの状態(add済みかどうかなど)を確認できる
そのため、git status を実行し、Secret.txtが表示されない場合は、Secret.txtがGit上へ上がることはない という意味になる。
### ③ を図で説明