この記事はMOSH Advent Calendar 20231日目の記事です。
プロダクティビティーチームの@soartec-labです。
はじめに
私達はソフトウェアエンジニアは15人程という開発チームの規模感で開発しておりMOSHでは初のアドベントカレンダーの実施になります。
今回取り組みを行った際の考えていた事4つ、実際にやった事3つを共有するので将来「アドベントカレンダーやってみようかな?」と考えている誰かの参考になればと思います。
考えていた事
上記のような組織フェーズであることや日常で組織作りや採用に関わらせていただいている中で以下のようなことを考えていました。
1. 対外アウトプットとしての取り組みやすさ
MOSHの開発組織は対外アウトプットは多くはないと感じています。同時に今のフェーズや組織ケイパビリティでは実施するタイミングでは無いとも思っています。一方でアドベントカレンダーと言う形式だと1年に1度なのでチャレンジしやすいと考えています。
2. 今時点の組織フェーズだからこその楽しさ
アドベントカレンダーはソフトウェアエンジニアの界隈でやられることが多く、MOSHも来年はソフトウェアエンジニアの人数が増えて技術的な内容での実施になっている可能性があると考えています。そのため、このフェーズだからこそ色々な職種をまたいでMOSHというサービスに関わっていると言う共通点を持っているメンバーみんなで楽しめる貴重な経験かなと思ってます。
3. 始めるとしても少なくとも1人ではない
上記のような内容をふわっと思ってており週報やSlackのtimesで書いていたり、飲みの席で話していたら、賛同の声を聞いていた事で少なくとも1人では無さそうとは感じていました。また、普段の関わりからも、みんなで実施できるとは思っていました。
4. 葛藤
人数も少ないし実際にやるとしたらサービスや会社の名前を使うことになるし埋まらなかったら辛いな〜、とは言え来年になったらメンバーも会社のフェーズもも変わるしな〜と迷っていました。
実際にやった事
上記のような考えを持った上で、組織として初めての取り組みではあったので以下のポイントは抑えて進めていこうと決めていました。
- 小さく始める
- 判断軸を設定しておく
- 上手くいかなかったら途中で止める
- 手応えがあったら意思を固めて推進する
その上で以下を行いました。
1. アドベントカレンダー実施の社内記事を書く
やりたい背景にはエモい内容もあったのでポエムをそのまま書いてみました。以下は実際に書いた内容です。
参加者が15人集まったら実際にアドベントカレンダーを作って開始します。28日の時点で人数が集まってなかったら無かった事にします。又は私が残り全部埋めます。
- 期日と集まった人数と言う判断軸と上手くいかなかったら途中で止める事を明示する事で、本格的に進めるかの判断軸を持ったのと期待値調整を行う事を意識して小さく始めました。
2. 全体ミーティングで発信
MOSHでは毎週月曜日に全体会議と言う全メンバーが対象の共有ミーティングを行っており私も発言をする機会があるのでその場を借りて実施をアナウンスしました。以下は全体会議をリアルタイムで実況するチャンネルでの様子です。
3. Slackチャンネルの開設
実施にあたりコミニケーションが捗る様にSlackチャンネルを開設しました。開設したタイミングで以下のようにメンバーが参加して下さって単純にうれしかったです。
合わせて実施に向けての具体的な質問や会話されたり参考情報をシェアしてくださる方がいたりと「みんなで作ってる感じ」がして盛り上がってきました。
初動で10人ほど集まり手応えがあったので「残りは埋まらなかったら何か自分が書こうかな」と意思を固めて推進しました。
まとめ
今回のアドベントカレンダーの実施では組織で新しい取り組みをする手段として以下のようなプロセスをとっています。
- 小さく始める
- 判断軸を設定しておく
- 上手くいかなかったら途中で止める
- 手応えがあったら意思を固めて推進する
このような流れはエンジニアリングの領域やプロダクト開発、組織作りなど様々な意思決定の確度を上げる方法にも共通していると思います。
事業と同様に今回の様な組織内の取り組みも小さく始めて大きく推進させ開発組織全体をより良くしていきたいですね。
おわりに
いかがでしたか?
社内初のアドベントカレンダーを実施するまでの考えや実際にやったことを赤裸々に書いていました。どこかの誰かの参考になれば幸いです。
他の記事を自分で全部埋める事になっても外部発信を行う取り組みの成功体験を組織として持ちたいのでゴリっと進めたいと思っていましたが、最終的には実際には多くの人が手を挙げて下さり良いスタートが切れそうです。
明日はCTOの村井さんです!よろしくお願いします〜!