Server-Side Rendering(SSR)とは? 何が改善するの?
昨今Server-Side Renderingが主流になりつつあるので、ここでまとめようと思います。
従来では、JS、CSS、HTMLをブラウザー側に送っていましたが、SSRはサーバー側でこれらを元にHTMLの全体を作成し、ブラウザーへ送リます。従って、ブラウザー側で行なっていた処理をサーバー側で事前に完了させてしまうため、これまでよりも素早くページが表示される事になります。
また、SSRにより検索結果に出やすくなるというメリットもあります。従来のClient-Side Renderingをベースにしたサイトが仮にサーバーから送られてくるコンテンツを使って実際のページを表示する仕組みであった場合、サーチエンジンCrawlerは、Webページが最も見せたいはずの中身がない状態でIndex付をしてしまう可能性があります。つまり、本当は料理の紹介をするWebpageなのに、一般的な情報サイトとして認識されてしまう可能性すらあります(Google等はそうならないよう、サーチエンジン自体の質を高めていますが)。
簡単な言葉でまとめると、Webサイトのコンテンツが進化するのに伴い、扱う情報量が昨今増えているため、サーバー側に重労働させる事により、ブラウザー側での仕事が少なくなたっため、どんなブラウザーでも遅延の少ない、使いやすいWebsiteが増えてきているという事です。