【備忘録】C++のメモリアクセス

Last updated at 2024-07-12Posted at 2024-07-12

C++で以下の例の様に、値をそのままFunctionに渡した場合、

void modVal(int a){
    a = 10;
}

これを以下のように使った場合でも、xの値は変更されずに5のままとなります。

int main(){
    int x = 5;
    modVal(x);
    printf("%d\n", x);  // 5のまま
}

これは、modVal内で、xはコピーとして扱われているためです。
Func内でxを上書きしたい場合には、xのメモリアドレスを渡すことで、意図する機能となります。
&aはaの値のメモリアドレスを表し、modValの*aは、aのアドレスにある値を直接参照します。

void modVal(int *a){
    *a = 10;
}

int main(){
    int x = 5;
    modVal(&x);
    printf("%d\n", x);  // 10にアップデートされる。
}

一方で、Arrayを渡す場合には対応が異なります。C++では、Arrayを渡した場合にはArray内のIndex-0のポインターを渡していることになるようです。したがって、Func内で渡したArrayに加えられた変更は、オリジナルのArrayへの変更をもたらすようです。