・はじめに
私は入社2年目の2023年7月に基本情報技術者試験を受験し、科目A:700点 科目B:655点で合格しました。
その時の、勉強方法について合格体験記として残しておこうと思います。
基本情報技術者試験を受験したきっかけは、周りの同期は資格を取得しているのに、2年目になっても何も資格を取っておらず
焦りを感じ、何か一つでも資格を取得したいと思ったことです。
・基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は2023年から受験方式が変更になり、「CBT方式」になりました。
試験科目は科目Aと科目Bの二部構成の試験となっていて、科目AではITの基本的な知識を、科目Bではより専門的な知識が問われます。
詳しい試験概要はIPAの公式情報をご覧ください。
基本情報技術者試験の合格ラインは、科目A・科目Bともに600/1000点です。6割取れれば合格です。
・勉強を始める前に
勉強を始める前にまず以下を実施しました。
①目標設定(受験日・目標点数の決定)
→受験日:2023/07/23 目標点数:科目A 650点 科目B 650点
②スケジュール設定
→1週間の勉強スケジュールを立てました。
曜日ごとに勉強時間と勉強内容を決めておくことで、スムーズに勉強に取り掛かることができました。
例)【勉強スケジュール】勉強開始日:2023/4/22
※通勤時間での勉強はできるときに実施していました。
③マイルストーン(中間目標)の設定
→1か月ごとに設定しました。過去問道場 過去4回分の正答率のマイルストーンを設定しました。
例)
過去問道場 過去4回分を8割とれるようにする(5/17まで)
過去問道場 過去4回分を9割とれるようにする(6/17まで)
過去問道場 過去4回分を10割とれるようにする(試験日まで)
④使用教材の選定
→科目A:過去問道場
令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
Youtube動画「【基本情報技術者試験YouTuber】すーさん」
科目B:情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第3版
・勉強ポイント
私が勉強する中で重視したところは2つあります。
1つ目は、過去問道場は3ステップに分けて解くことです。
この3ステップを過去4年分実施すれば、かなり知識は身につきます。
2つ目は、PDCAを実施することです
私は以下のようにPDCAを実施しました。
・受験当日
試験当日は、過去問道場の過去6回分を10割取れるようにしていたので、あまり緊張せず受験できました。
科目Aは一通り解き終わった後、時間に余裕があったので見直しをして、自信がある問題数が7割ほどあったのでそこで終了しました。
科目Bは、意外と時間が足りず焦りましたが、残り3問を残した時点で、自信がない解答が3問くらいでしたので、
残りの3問のうち1問をしっかりと解いて残り2問は勘で解答しました。
科目Bの終了と同時に点数が表示されたので、両科目とも合格点以上であることがわかった瞬間はとてもうれしかったです。
・よかったこと
基本情報技術者試験に合格できたことは、もちろんよかったのですが
それ以上に勉強習慣と自分の勉強方法を確立できたことがよかったです。
次は応用情報技術者試験合格に向けて勉強していきます。
反省点としては、科目Bの時間が足りなくなったことです。
科目Bは、アルゴリズム:16問 情報セキュリティ:4問の計20問です。
戦略としては、情報セキュリティは暗記すれば確実に正解できるので、先に情報セキュリティを解いて、あとからアルゴリズムを解くことをおすすめします。
余談ですが、私の勉強方法を1年目の後輩に実施してもらったところ、3か月で合格できました。