github actionsから参照できる変数
Githubの変数はgithub actionsの中から参照できる環境変数のようなもので、事前に設定した値を取得したり、変数の値を変更したりできます。変数はリポジトリに紐づいており、workflowが終わった後も残ります。
変数はGUIからの操作、APIを通じたCUIでの操作両方に対応しています。GUIからの設定方法は公式のドキュメントが画像キャプチャ付きでわかりやすいです。
github actionsの中から変数の値を変更する
github actionsの中で変数の値を変更する際には以下のリポジトリが利用できます。
以下のように使用します。
- uses: mmoyaferrer/set-github-variable@v1.0.0
with:
name: '変更したい変数名'
value: '変更後の変数の値'
repository: ${{ github.repository }}
token: ${{ secrets.REPO_ACCESS_TOKEN }}
ここで secrets.REPO_ACCESS_TOKEN
はpersonal access token(PAT)で、variablesに対してread/write権限を持っている必要があります。PATを作成したらsecretsにトークンを登録します。この時の名前はなんでもOKです。
PATの作り方
PATを組織で利用する場合は組織の方で事前に設定が必要です。組織の設定が不要な場合はこの段落を飛ばしてください。組織の設定は公式のドキュメントのガイダンスに従い、「fine-grained personal access token を介したアクセスを許可する」を選択します。他の設定項目はどっちであっても上記のリポジトリは利用できます。
PATの発行方法も公式のドキュメントがキャプチャ付きでわかりやすいです。PATのトークンは作成時にしか見えないため、画面を閉じてしまった場合は再発行が必要なことに注意してください。