概要
stable version になった poetry 1.2.0
をインストールしたときのメモです。poetry lock
が爆速になっているのでこれを機に 1.2.0
に上げることをお勧めします。
how to install poetry
download
以下のコマンドで最新の poetry (記事執筆時点では 1.2.0
) が入ります。
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -
バージョンを指定してダウンロードしたい場合は環境変数 POETRY_VERSION
を指定してダウンロードします。
POETRY_VERSION=1.2.0 curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -
path を通す
download された poetry にパスを通します。
export PATH=$PATH:$HOME/.local/bin
Dockerfile の中でやるならこっち。
ENV PATH $HOME/.local/bin:$PATH
最後に poetry --version
などでパスが通っていることを確認すれば完了です。パスが通っていれば poetry のバージョンが表示され、通っていない場合は command not found error が出ます。
success ケース
poetry --version
>> Poetry (version 1.2.0)
failure ケース
poetry --version
>> bash: poetry: command not found
失敗した場合は poetry のパスがデフォルトとは違っている可能性が高いので、POETRY_HOME
にパスを通すと使えるようになるかもしれないです
備考
- windows は上記方法ではできないかもしれないです
get-poetry.py
とinstall-poetry.py
は deprecated になったようです
how to install pytorch via poetry
wheel ファイルのパスを直接指定することで cuda11 版の pytorch も install できるようになりました。torchvision なども同様の方法で入れることができます。
[tool.poetry.dependencies]
torch = { url = "https://download.pytorch.org/whl/cu111/torch-1.9.1%2Bcu111-cp37-cp37m-linux_x86_64.whl"}
これによって Dockerfile の中で個別に pytorch を install しないで済むようになりました。うれし〜。
その他メモ
-
poetry lock
が爆速になりました- 参考までに、
poetry==1.1.13
で4000秒
以上かかっていた lock が500秒
くらいに高速化しました
- 参考までに、
参考
-
公式 installation ガイド
- 本記事はほぼここの内容を訳しただけです