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【個人開発】100万円かけて作ったサービスが失敗した話

Last updated at Posted at 2024-03-17

coffee-music.png

はじめに

こんにちは、@Sicut_study (Watanabe Jin)です。

今回はタイトルにもあるとおり100万円かけて作ったサービスをリリース直前で諦めたことについて記事を書いていきます。

自分でサービスを作る方の参考になればと思い、まとめていきます。

この記事を読む前に

私がリリース予定であった「珈琲と音楽」というサービスに関しては以前投稿した記事にどんなアイデアで作ったのかを載せていますので、一読していただきたいです。

リリース直前の状態

私が作った「珈琲と音楽」という珈琲販売のサービスですが、すでにすべての準備が終えていました。

公式サイト

ショップページ

Instagram

Webサイトのデザインにはものすごくこだわって作りました

                                           
bandicam 2023-11-04 17-00-02-923.jpg

ショップページにはすべての商品も並んでいます

                                           
image.png

Instagramもかなり投稿を頑張って続けていました

                                           
image.png

もう商品を販売できる状態でなぜ諦めたのかを説明します

なぜ100万円かかったのか?

どこに100万円かかったのかを説明していきます。

デザイン

珈琲と音楽は「コンセプトを味わう珈琲」というテーマがありました
そこでどうしてもデザインには力をいれたいというこだわりがありました

基本的に商品に使うイラストなどは外注して納得のいくものを使うようにしました

IMG_2240.jpeg

またWebサイトに使うイラストや、グッズのイラストなど多くのイラストを発注していたのでそれだけで50万円ほど使うことになりました

大量発注が必要

今回のビジネスはコーヒーを売るいわゆる物売りだったため、一度に大量発注してコストを落とす必要が有りました

そこで、コーヒーのパッケージに使うケースであったり、パッケージのシールであったりを大量に発注していました

そして「珈琲と音楽」は世界観を演出するためにコーヒードリップ以外にも付録がついていました

PB180948.jpeg

レコードコースターやストーリーカードもそこそこのお値段になり、通常のドリップコーヒーを作るよりも多くのコストが発生しました

商品の世界観をみつける

コーヒー選びにはものすごいお金と時間を投下しました
今回は「コーヒー=苦い」と思っている多くの人に本当に美味しいコーヒーを飲んでもらう機会を提供するというのが目標にありました

そこで、パッケージをイメージするコーヒーを見つけるためにひたすらコーヒーを試す生活を送りました

2ヶ月で30万円ほどコーヒーのためにお金を使いました

システムに関して

ホームページの作成に関しては幸いなことにすべて1人で構築していたため、お金はほぼ0円で済みました。

外注していたとしたら更にコストがかかっていたかと思うので、救われました。

なぜ諦めたのか?

お待たせしました。ではなぜ諦めたのかを説明していきます。

1. このビジネスの規模感をリリース前に実感する

このビジネスの規模感は開始前に概算しており最高でも2000万円程度だろうなとふんわり考えていました。

そして準備を初めて3ヶ月ほど経ち、起業経営について多く学ぶようになりました。また起業家の方にも多くお会いするようになりました。

そこで私が思ったのは億稼ぐ会社を作らないとやりたいことができないということでした

そう、私は珈琲と音楽を始める前にしっかりと起業の勉強をしないで事業を始めてしまったのです

そう考えたときに、この事業に今後も時間をかけないといけないなら、事業を捨てて別の事業に時間をかけたほうがいいと考えました

2. 仲間がいなくなる

この事業にはもう一人デザイナーの方がいました
その方は自分のビジネスが軌道に乗り始めたので本業に集中することになりました

これも大きな決断をする理由の1つになりました

3. イベント販売の厳しさ

この商品はデザインやイラストが強みなのでコミケなどのイベントで販売できると考えていました。

イベントはお金使いがいつもとは変わるので500円程度のコーヒーであれば売れると考えました。しかし、実際にイベントに出て気づきました

イベントで飲食を販売するのはかなり厳しいし、ルールがあいまい

デスマフィンという問題が発生したこともあり、イベント販売は今後できなさそうと思い、1つの販売路線がなくなりました。

これは事業をやめることに拍車をかけました。

4. ビジネスは腐らない

このビジネスは自分の目標を達成したあとゆっくりやることが可能です
在庫もすべて家にありますし、販売もできる準備は揃っています

つまり明日からでも販売が開始できるわけです
なので、すこしこのサービスは眠っていてもらおうと思っています!

(もし事業に気になる会社さんなどいたらTwiiterにご連絡ください)

おわりに

今回は私が経験した初めての事業についてお話を書いてみました
このような内容をQiitaに発信している人は少ないと思います。なので失敗は貴重な情報だと考えました。

もし何かを始める方がいたら、是非参考にしてみてください。
そして物売りは色々辛いなと感じました(作るのも大変)

イチからまた頑張って新しいサービスを作っていきたいと思います!

ここまで読んでいただけた方はいいねストックよろしくお願いします。
@Sicut_studyフォローいただけるととてもうれしく思います。

今週もプログラミング頑張りましょう!

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About Me

Webエンジニア転身して1年間本気で勉強
転職ドラフトで高額オファーを複数獲得
そこでの経験からアウトプットやマインドセットの発信に強みがある
エンジニアをやりながら、起業に挑戦中
アイデア作りやパブリックスピーキングを得意としてる

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