はじめに
本記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンで投稿された記事です
この度転職ドラフトを利用して転職を行いましたので、その内容についてまとめていきたいと思います。
転職ドラフトとは
こちらのサイトの説明を引用させていただきます
「転職ドラフト」は、一般的なスカウト型の転職サイトと異なり、企業が年収を提示してエンジニアを指名する競争入札型のサービスです。
指名されたエンジニアは、年収を確認してから応募するか決められるため、年収を重視する方におすすめできます。
自分から企業を選ぶのではなく、企業が年収と共にオファーを出してくれます。
また、オファーには具体的なオファー理由や、条件なども記載されています。
転職ドラフトは1か月に1度2週間ほどで指名の期間(ドラフト)が設けられています
この指名期間に参加するにはレジュメ
という業務経歴書を書かなければなりません
レジュメは転職ドラフト側でのチェックが入るため、具体的に書いていないと修正点と共に返却されてしまいます。
レジュメのチェックが通るとそれ以降に開催されるドラフトに参加が可能になります。
筆者のスペック
大学で簡単なプログラミングの授業を受けていたレベルだったので、本格的に始めたのは新卒でエンジニアを始めてからになります
Web系の自社開発企業で2年半実務を行い
- 機械学習
- 自然言語処理
- Railsを使ったWebサービスの開発
- Goを使ったAPI開発
- ReactとTypeScriptを使ったフロントエンド開発
- AWS(機械学習サービス、デプロイ周り、CI/CDなど)
- アジャイル/スクラムを利用したチームマネジメント
を経験してきました。具体的にどのようなことをやっているのかはQiitaやZennなどを見ていただくとレベル感がわかるかなと思います。
個人的には幅広く浅くやってきているなという感覚がありました
転職ドラフトに登録した経緯
転職ドラフトは転職する気があるから登録すると思いますが、私は登録時点で転職をすぐにしたいとは思っていませんでした
たまたま以下の動画を見たのがきっかけで転職ドラフトという存在を知りました
この動画をみて以下の点が魅力的だと思いレジュメを書き始めました
- 自分の市場価値がわかる
- 今後どの点を伸ばせばよいかがわかる
- いつか転職する際にレジュメを更新し続けとけばすぐに転職活動が行えそう
- 業務経歴を書く習慣をつけたかった
特に市場価値が知れるのはモチベーションにつながると思いました
同じようなサービスでLaprasというサービスも使っていますが、やはり数値で可視化されるのでやる気につながります
また、業務経歴書を転職活動する際にまとめて書こうとすると過去数年のことを思い出して書かないといけないので具体的な内容が書けないかなと思い新卒1年目の時から書く習慣をつけていました。しかしExcelにまとめたり、Gitにまとめたりはなかなか続かなかったので(すぐ使わないから)、転職ドラフトであればドラフトに影響するので定期的に書きとめるきっかけになるかと思いました
ドラフト結果
3回(9月~11月)ドラフトに参加しました
指名件数
9月: 18件
10月: 5件
11月: 6件
指名額
9月: Min 600万円, Max 700万円
10月: Min 650万円, Max 700万円
11月: Min 460万円, Max 700万円
平均: 630万円
となりました
登録した直後はとにかく指名が多かったので、おそらく転職ドラフト登録時は、他の面接を受けていないことから指名が多くなるのかもしれません
指名数がある程度ないと実際の市場価値がわからないので
- 転職意欲は高めに設定
- レジュメは細かく書く
- 希望年収は設定しない
- 気になるところはラブコールをする
の3点は注意しました。この内容は他の方も書いていたので確かかなと思います
選考について
レジュメはドラフト期間の前日に審査に出したのもあり1発で通りました
転職ドラフトからのフィードバックは以下になります
審査申請ありがとうございます。レジュメを拝見させていただきました。
これまでの経歴・使用技術などから、ドラフトに参加できるだけの実力がある可能性が高いと判断したため審査を『通過』とさせていただきます。
3回のドラフトを通して合計29の企業から指名を頂きました
そこから厳選してカジュアル面談を受けてみることにしました
厳選には、「やりたいと思える仕事内容/技術をやっているか」「指名の理由がしっかりかかれているか」の2点で絞りました
カジュアル面談は合計9社受けました
どこの会社も平日の20時からであったり、土日などにカジュアル面談を開いていただきました。出社していても受けやすかったです
その中で、企業の考え方や私へのアピール、技術内容、面談の雰囲気などを考慮して4社選考に進みました
この時点で合格したら転職を考えてもいいかなと思い始めました (面談をして働きたいと思えるところのみを受けました)
1社目
1社目は面接自体初めてでとても緊張しました
そもそも就活以来の面接なので、何を聞かれるかすらもよくわからずで挑みました
企業の大きさとしてはエンジニア10名程度の少数精鋭の会社でした
面接の内容はこれからやっていきたいことや、今行っている仕事についての技術的な深堀でした
その時にやっていたPJが新技術導入をした直後だったので、その技術についてさらに発展的な内容について聞かれてとにかくボロボロでした
当時知らない技術の話題をだされて、なぜそれを採用しなかったのかなど詰められて辛い思いをしました
面接が1時間ほど終わった後に、その場で設計(DB周り)に関するテストが行われて、まったく知らなかった私はパニックになりました
なんとか最後まで行いましたが、絶対合格はないくらいボロボロで転職の甘さ、自分の技術力のなさを実感しました
転職ドラフトで指名されたからといってスムーズにいくわけではないことがわかりました
そして、その後の面接すべて怖いなと思いましたが逃げていてはいつになっても技術力は上がらないと思うようになり、面接でわかった伸ばさないといけないところを今後強化していくようにしよう、技術面接慣れをしようとさらに面接をすることを決めました
2社目
ここはカジュアル面談を終えて、コーディング試験の案内が届きました
コーディング試験自体はアルゴリズムというより実践に近い形のRailsのテストでした
ある程度仕事でやっていれば問題ない難易度でした
コーディング試験は無事合格したのですが、Rails以外の言語をやりたいと思い辞退しました
3社目
技術面接自体はうまくいっていたのですが、会社に入って将来的にやりたいことを聞かれてあまりにもミスマッチが発生して1次で落ちてしまいました
私自身が「アジャイルをやりたい」「チームの成長から組織の成長へ」などを転職ドラフトに掲げていたのに、ほぼみていないのか「1人で開発するのが効率が良い」「アジャイルは見積もりとコミュニケーションがとれれば必要ない」と面接官が言い始めて驚きました
この時点で私も辞退しようと思いましたが、もちらんお祈りをされました
「アジャイルは必要ない」と言われたのはかなりつらかったです。
後日改めて指名を確認したところ指名している人がエンジニアではなく「採用担当」でした。
実際の面接を受けたのとかなりギャップがあった理由がわかりました
4社目
この企業が転職した企業になります
まずは1次面接を受けたのですが、面接官も3人おり気合いの入れ方が違いました
そして話してみると私の考えていることとまったく同じ考えをしていて、ここに入社したいと思うようになりました
また新しい技術をやる機会がとにかく多く、アジャイルもかなり組織として進んでいるので運命を感じました
1次面接はとても気持ちよく語ることができました。
そしてコーディング試験を行った後に、2次面接を行いました
ここでも3人の方が面接官を務めていただきました。2次面接もとても雰囲気がよく、やりたいことがこの会社であればできると確信がもてました
最終面接も通過してオファー面談を行い転職活動が終わりました
オファー面談では「ここに入ります!」と宣言しました
ここまで運命的な出会いをするとは思っていませんでしたし、価値観や考えが同じ企業があるとは思いませんでした
10月の下旬に1次面接を行い、11月最終日に転職することが決まりました
この出会いも転職ドラフトがあったからだと思います。感謝しています
転職ドラフトをやってみて
- 志望動機は聞かれた (面接受けてくれた理由)
- スタートアップなど人数が少ない会社は即戦力的な技術力のある人を求めていることが多かった
- コーディング試験はアルゴリズムが多いと聞かれたが、実際は実務想定の内容が多かった
- 平日20時の面接や土日の面接を調整してくれる企業が多かった
- 面接などすべて完全リモートで行えた
- 連絡や面接日程調節が転職ドラフトですべて行えるのが良い
- 完全リモートの企業も多く、希望に完全リモートの選択肢があるので東京以外の人も参加できる
- 年収が提示されるので、内定の後に金額の交渉して辞退することになる心配がない
上記のようなメリットがありました
しかし、私的な大きなデメリットがありました
レジュメのクオリティが高すぎると、それ以上にできることを期待されかなり高額なオファーが来て技術的にミスマッチが起きる
という点です。私はかなり細かいレジュメを書いていたので顕著に表れたなと思いました。少数精鋭の企業だと1人を取るのもかなりの投資になるのでその傾向が強い気がしました。早めに現実を知って今の仕事や勉強を頑張るきっかけにはなりました
ミスマッチが起きるととにかく面接がつらいし、時間の無駄になるので気を付けたほうが良いです
それと時々、1次面接を行う前に履歴書と職務経歴書をデータで送ってほしいと言われることがあります。私は全く用意がなかったのでその時点で1次面接を受けませんでしたが、用意しておくほうが良いかもしれません
多くの指名に共通していたのですが、アウトプット
を普段からしていることは評価されました
仕事の話では本当の技術はわからないですが、アウトプットの内容をみればわかるので評価されているのかと思います。
いつ転職するかわからないけどアウトプットを日頃からして備えるというのも大事だと感じました
さいごに
現在転職ドラフトでは以下のキャンペーンを行っています
以下の紹介コードを登録してレジュメが通ると「1万円のAmazonギフト券」がもらえますので気になった方はチャレンジしてみてください
なんとなくいつか行うであろう転職に向けて始めたのが人生を変える出会いになるとは思いませんでした
私のような出会いを多くの方が体験されたらうれしく思います